まとめ――「好き」が増えることは、世界が広がることでもある
「趣味トーク」は、発達障害のある子どもたちが、自分の「好き」を安心して語れることを大切にする場です。同時に、自分の話したいことを話して終わるだけではなく、ほかの参加者が語る「好き」に出合い、その「情熱」に共感し、お互いに響き合うことで、ときには自分自身の新しい「好き」が増えていくこともあります。そこには、支援する側が当初意図していた以上の意義が生まれているように思います。
発達障害の有無や程度にかかわらず、子どもたちは、自分の「好き」を周囲に受け入れられることで自信を持てたり、自尊心を高めたりします。そして、その安心が土台になることで、他者の「好き」にも目を向け、手を伸ばすことのできる心の余裕が生まれます。そうやって広がっていく世界は、単なる趣味の広がりではなく、その子が生きる世界そのものの広がりでもあります。「好き」が増えること、他者の「好き」に出合うことは、子どもが自分の世界を少しずつ開拓していくことでもあるのです。
発達障害の有無や程度にかかわらず、子どもたちは、自分の「好き」を周囲に受け入れられることで自信を持てたり、自尊心を高めたりします。そして、その安心が土台になることで、他者の「好き」にも目を向け、手を伸ばすことのできる心の余裕が生まれます。そうやって広がっていく世界は、単なる趣味の広がりではなく、その子が生きる世界そのものの広がりでもあります。「好き」が増えること、他者の「好き」に出合うことは、子どもが自分の世界を少しずつ開拓していくことでもあるのです。
(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。