ストレスが溜まっていく

娘の不登校を通してわかった、支援を受ける時に一番大切なことの画像
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熱を出したり、じんましんを出したり、神経質にふとんのしわまで気にするようになるという症状を出しながらも、娘は1学期の修了式に出席しました。

そして、2学期に入り始業式に行って、何日か休んだあと3日間登校してから、ぱたりと学校に行かなくなってしまったのです。

「体を“学校行きたくない”と押さえつけられてるようだ」

と言うのです。そして、どんどん体調が悪くなり寝込むようになってしまいました。

先生は訪ねてくるけれど、娘にすごい勢いで学校に行けないわけを問い詰める始末。あとから分かったのですが、訪問指導のたびに先生は娘に「学校へ行くように」とプレッシャーをかけ続けていたのです。

寝ていても急にあせったように起き上がりきょろきょろする、寝る前に泣き出すという風に娘はだんだん壊れていきました。

決断と今振り返って思うこと

そんなある日、支援学校の先生が家までやってきました。 娘は起きようとしないし、起きても気持ち悪いと泣いていました。

娘は私をつかんで「行かんといて」というのでこの日は一緒にいることにしました。

先生は、学校へ行かないことや生活態度を指摘したあと。

「義務教育に行かないのは法律違反で、あなたが学校へ行かないとママが逮捕されるよ」

といったのです。

泣き崩れた娘は、その後初めての喘息発作を起こし、二度と学校に戻ることはありませんでした。
その言葉で完全に切れた私は、やめさせようとしない支援学校と何度も交渉し原籍校に戻りました。

結果的にこの支援は、娘に大きな傷を残し、学校や支援機関に決定的な拒絶感を与え、引きこもりへの道を開くことになったのです。
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娘は現在中学1年生ですが、今も学校には行っていません。

今振り返ると、様子がおかしいなと感じた時に、娘本人に「ツライ?」「先生どう?」など具体的に聞いておけばよかったと感じています。

そして、行政のサービスでも支援を受ける前に、その支援の目的やその後の流れなど、まかせっきりにせずしっかり協議したり確認することは大切だと思っています。

悩みの渦中にいるときは中々冷静になって考えられないものですから、この経験が今「この支援って本当に子どもにとって良いのだろうか」と悩んでいる方のお役に立てればと思い、綴りました。
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不登校の原因は?子どもとの向き合い方、進級・進学や支援について【精神科医監修】

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