やっと見つかった、息子に合った療育先

2歳児は療育を受けられない?自閉症と診断された息子の療育先探しの画像
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28057000382
その後も諦めず、インターネットで検索する日々が続きました。
そんなとき、ある施設を見つけて電話したところ、「会ってお子さんの様子を見てみたい」とのこと。

2歳になったばかりだと伝えると「2歳でも療育は開始することができるんですよ。衝動性があっても、お子さん側に寄り添った対応をしてあげることができます。」と言われ、安心したのを覚えています。

やっと息子を安心して預けられる施設を見つけた!そう実感しました。
安心して利用できる療育先を見つけるまでとても大変でしたが、諦めずに探し続け、本当に良かったと思っています。

療育は子どものためだけじゃなかった!子育ての不安をそのままにする前に

療育を受けるようになってからというもの、

・意思の疎通が以前よりできるように
・興味に広がりがでてきた
・目の前の人の話を、以前より聞けるようになった

このような変化が見られ、自宅で息子の対処に困ることが減ってきました。

息子がこうして大きな成長を遂げたのは、療育での経験が大きいと思います。施設では、息子の行動や心理面を第三者の立場で分析してくれ、対策を一緒に考えてくれます。
2歳児は療育を受けられない?自閉症と診断された息子の療育先探しの画像
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161011017
一方で、パートナーや親族から早期に療育を受けることを、反対されてしまうケースもあるようです。

それは、子どもがまだ2歳前後で小さい場合、行動や言葉の発達にもまだ個性が表れにくく、「もう少し様子を見よう…」と判断する方も多いからなのだと思います。

また、「この子は他の子とちょっと違う…」そうした小さな違和感は、常に側にいる母親なら気付くかもしれませんが、普段あまり関わりの無い家族では、なかなか気付けずに「気のせいだよ」と一蹴されることも少なくありません。

この場合、子どもと母親だけが取り残され、子どもは適切な支援が受けられず、母親も味方がおらず孤独に苦しむのではないでしょうか?でも、子どもや私たち親の笑顔が増えれば、家族みんなの暮らしが安定できるのではないかと思います。

価値観の違う周囲の理解を得ることは簡単ではありませんが、子どものためにも親御さんの笑顔のためにも、不安な場合は相談だけでもしてみてはいかがでしょうか?
涙が止まらなかったあの日。初めて療育センターへ行ってきましたのタイトル画像

涙が止まらなかったあの日。初めて療育センターへ行ってきました

父として考えた。発達障害と知って、なぜ悲しくなったのだろう。のタイトル画像

父として考えた。発達障害と知って、なぜ悲しくなったのだろう。


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