「喜んでる」は親の思い込み?先生が教えてくれた一番大切なこと
ライター:シアン
療育センターを卒園し幼稚園と発達研究所に通っていた息子。どちらも喜んで通っておりました。
ある時、友人の紹介で特別支援学校の指導グループを見学に。初めて行ったその場所で、思う存分に走り回っている息子に声をかけて下さった女性教師。答えた私に、返ってきた女性教師の言葉は、信じられないような一言でした。
息子が気兼ねなく遊べる場所との出会い
療育センターを卒園した息子は、幼稚園に通いながら、週に1度 発達障害専門の研究所に通っておりました。
どちらも喜んで通っていたものの時折見せる寂しい表情に、もっと息子の喜ぶ顔が見たい、もっと思う存分に遊べる場所はないだろうか、とずっと探していたのでした。
そんな時、友人の紹介で特別支援学校の指導グループを見学する事になり、私は息子を連れて出かけて行きました。初めての場所でしたが息子はとても喜んで、園庭を走り回って遊び始めました。
幼稚園では、こんなに自由に、思う存分走り回る事は出来ないので、息子の楽しそうな笑顔に私も嬉しくなり、良かったなあと見ていたのでしたが…
どちらも喜んで通っていたものの時折見せる寂しい表情に、もっと息子の喜ぶ顔が見たい、もっと思う存分に遊べる場所はないだろうか、とずっと探していたのでした。
そんな時、友人の紹介で特別支援学校の指導グループを見学する事になり、私は息子を連れて出かけて行きました。初めての場所でしたが息子はとても喜んで、園庭を走り回って遊び始めました。
幼稚園では、こんなに自由に、思う存分走り回る事は出来ないので、息子の楽しそうな笑顔に私も嬉しくなり、良かったなあと見ていたのでしたが…
息子も喜んでいると思っていた私に、先生が一言。
そんな息子の喜ぶ姿を見て、一人の女性教師が 私に近づいて、声をかけて下さいました。
「すごくにこにこして嬉しそうですね〜。」
「 えぇ、うちの子はどの場所に連れて行っても、すごく喜ぶんです!」
そう答えた私に、女性教師は信じられないような言葉を返したのでした。
「 あら…でも、本当に喜んでいるのか分からないわよ。」
「すごくにこにこして嬉しそうですね〜。」
「 えぇ、うちの子はどの場所に連れて行っても、すごく喜ぶんです!」
そう答えた私に、女性教師は信じられないような言葉を返したのでした。
「 あら…でも、本当に喜んでいるのか分からないわよ。」
女性教師の言葉に、私は驚きました。
「今まで喜んでいると思っていたけど、やっぱりそうじゃなかったんだ。」
息子は今まで、幼稚園も研究所も、連れて行くとにこにこして嬉しそうにしていました。でも、それが本当にそうなのか分からない…と指摘され、ハッとしたのでした。
私に言葉をかけて下さった女性教師は、この学校の教頭先生。あまり多くを語らない先生でしたが、かけて下さる一言には大変な重みがありました。
私は、息子の気持ちを理解していなかったのかもしれない。喜んでいると、勝手に考えていた…。
息子は、どこかで自分の気持ちを抑えて、我慢していたのかもしれない、だから時々 寂しそうな顔をしていたんだ…。
息子の気持ちを見抜き、こんなふうに理解して下さる場所は、他にはない…。
私は、そう確信し、この学校の指導グループに 息子を通わせる事を決めたのでした。
「今まで喜んでいると思っていたけど、やっぱりそうじゃなかったんだ。」
息子は今まで、幼稚園も研究所も、連れて行くとにこにこして嬉しそうにしていました。でも、それが本当にそうなのか分からない…と指摘され、ハッとしたのでした。
私に言葉をかけて下さった女性教師は、この学校の教頭先生。あまり多くを語らない先生でしたが、かけて下さる一言には大変な重みがありました。
私は、息子の気持ちを理解していなかったのかもしれない。喜んでいると、勝手に考えていた…。
息子は、どこかで自分の気持ちを抑えて、我慢していたのかもしれない、だから時々 寂しそうな顔をしていたんだ…。
息子の気持ちを見抜き、こんなふうに理解して下さる場所は、他にはない…。
私は、そう確信し、この学校の指導グループに 息子を通わせる事を決めたのでした。
子どもの本当の気持ちを1番大事にしよう
子どもの進路を決める時、様々な状況や困難な中で、つい保護者の考えや思いを重視してしまい、子どもの気持ちを考えることを後回しにしてしまいがちにならないでしょうか。
子どもの本当の気持ちを察する事は容易ではありませんが、子ども自身の気持ちを確認する事も、大切なのではないかと思います。
我が家は、迷った時は子どもの気持ちを最優先に考えるようにしています。
子どもはどう思っているのか、何がしたいのか、どうしたいのか。まず子どもに聞いてみて、子どもの望むように、子どもの願いが叶えられるように……。
そう心がけて話し合い、これまでやって来ました。
幼稚園でも、学校でも、実際に行くのは子どもなのですから…。
どんな時も、子どもの気持ちを大切に考えていけたらいいですね。
案外、子どもは自分の行きたい場所が分かっているのかも知れません。言葉のないお子さんでも、きっと自分の気持ちをどこかで出してくれているはずです。
息子はその後、「ここがいい!」と宣言し、通っていた幼稚園と研究所をやめ、大好きなこの学校の幼稚園を卒園した事は、言うまでもありません。
子どもの本当の気持ちを察する事は容易ではありませんが、子ども自身の気持ちを確認する事も、大切なのではないかと思います。
我が家は、迷った時は子どもの気持ちを最優先に考えるようにしています。
子どもはどう思っているのか、何がしたいのか、どうしたいのか。まず子どもに聞いてみて、子どもの望むように、子どもの願いが叶えられるように……。
そう心がけて話し合い、これまでやって来ました。
幼稚園でも、学校でも、実際に行くのは子どもなのですから…。
どんな時も、子どもの気持ちを大切に考えていけたらいいですね。
案外、子どもは自分の行きたい場所が分かっているのかも知れません。言葉のないお子さんでも、きっと自分の気持ちをどこかで出してくれているはずです。
息子はその後、「ここがいい!」と宣言し、通っていた幼稚園と研究所をやめ、大好きなこの学校の幼稚園を卒園した事は、言うまでもありません。
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