一歳半健診で大泣き・・・何も気づかなかった私が療育センターに行くことになった話

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今回は、我が子が療育センターを受診するきっかけになった、1歳半健診について、みなさんにお話ししたいと思います。
その時の我が子の様子、担当の先生の言葉が、今不安な方に少しでも参考になればと思い、綴ります。

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健診当日。ちょっぴりワクワクしていた私。

我が子の1歳半健診は、指定の場所で指定の日時、1日に約90名ずつに分けられて行われていました。
久しぶりの健診に少しだけ緊張しつつも、同じ年齢の子たちが一度にたくさん集まる機会はとても楽しみでもありました。

ところが、当の本人は大泣き。健診場所の受付をするのもやっとなくらいでした。
小さな子がたくさん居て、あちらこちらで赤ちゃんの泣き声がするし、お話しをしているお母さん達や兄弟児がたくさんいる場所。
「人が多くて慌ただしい場所だし、慣れずに泣いてるんだな。」その程度で順番を待っていました。

そしてようやく我が子の番になりました。

その時、泣いていた我が子は、全身を使って健診の部屋に入るのを拒否。
保健師さんのサポートで、やっとの思いで入室するも、泣き暴れてしまい、診察を受けるのがやっとの状態。

確かに周りにも泣いているお子さんはいましたが、仰け反り返って手足をバタバタさせながら抵抗する我が子とは全然違う。

「なぜ我が子はこんなにも暴れるんだろう。普段から力が強いから、きっとそう感じるんだ。男の子だし、大変なんだな。。。」そんな風に感じたことを今でも覚えています。

暴れる身体を抱っこしながら服を脱がせ、小児科医からも「大きめのお子さんですね」と。
私は子どもが大きくなっていくのが嬉しく、しっかりと成長していってくれてる事に安堵しました。

そして発達健診がはじまり…。

しかし、発達の健診では、机上の本をひろげてみても、泣き叫びながら本を払い除けたり、投げたり。
”発達を診る”とは程遠い状況でした。

見兼ねた保健師さん、私にこう告げました。
「お母さん、私がいるから〇〇くん(息子のこと)は絵本を広げたくないのかもしれません。
泣いているのも私が居るからかもしれない。私は隠れますから、お母さんが、絵本を広げて、「わんわん、どれ?」などと質問して貰ってもいいですか?」

そう言って保健師さんは廊下に出る”ふり”。
しかし、我が子はまったくもって変化なし。
私に抱かれているのも嫌というように泣き叫びながら反り返り、私が本を広げようものなら、手で投げ捨てました。

そんな様子をじっと見ていた保健師さん、そっと私達に近づき、
「お母さん、このまま続けても普段のお子さんの様子は見られないと思います。
ですから、後日改めて、家庭訪問させて頂きますね。その方が、普段の様子がわかると思うんです。困りごとなんかも、母子手帳をさらっと拝見する限り、たくさんあるのかなと思うので。」と言われました。

そうしてこの日はどっぷり疲れて、大雨も降っていたのもあり、タクシーに乗って帰りました。
不思議なもので、区役所の健診場所を出るととても穏やかな我が子。
私も特に家庭訪問について何とも思うことなく、待っていれば連絡が来るのだろう。くらいの軽い気持ちで帰宅しました。

偶然のタイミング

それから月日が経った頃。

ふと気付くと健診からずいぶん経ってるけれど、家庭訪問がいつとか連絡がこないな。忘れられていたらイヤだし、育児でも相談したい事があるから、区役所の子育て支援課に電話してみよう!そう思いたったのは1歳半健診から2ヶ月経つ頃のことでした。

区役所に電話をすると
「〇〇さん、ナイスなタイミングです!ちょうど、ちょうど心理の先生がみえる日に1枠キャンセルが出まして。そこに来れますか?...今日なんですけど」と。

育児の相談も出来て、2ヶ月前に出来なかった発達の状態も診て貰えるなら、こんな機会逃しちゃダメだ!
そう思い、「行きます!」と返事をしていました。
抱っこ紐にぎりぎり入るかどうかくらいの我が子を抱えて、区役所へ向かったのを覚えています。

そして2度目の検診がはじまり…

たどり着いた場所は2ヶ月前に健診を受けにきた時とは全然違う静かな雰囲気。
そこに数組のみ、親子がソファに座り、順番待ちをしていました。

そして、その数組のほとんどが両親で子どもと待っているのです。
私は「あれ?」と思いました。
うちはいきなりだったとはいえ、お父さんも一緒に、とか、そういう話は聞いていないし、こないだの続きでは?そう少し不安を抱えつつ待ちました。
物々しい雰囲気の中で、唯一救いだったのは我が子が落ち着いていたことでした。

しかし、順番が回ってくると途端に崩れてしまい、泣き叫びながら先生との対面でした。
この先生は心理士の先生。
反り返ってしまう為、ふだんは出来ているお座りも出来ない状況、私も座るのが困難でした。

先生が私に
「お母さんも暴れているお子さんを抱きしめながらですと、大変でしょうから椅子に座らなくて大丈夫ですよ、場所を変えましょうね」と、机のある場所から床のプレイマットが敷いてある場所で、息子に様々なリラックスアイテムのおもちゃ等を見せたり、気を引いたりしていました。
息子も泣き叫ぶのを途切れ途切れ中断してくれたこともあり、私と先生が話せる時間もありました。
場所に慣れた頃、先生が私に「最初、少しお子さんの様子だけ見ますね」と言って息子にアプローチしたり、話しかけながら気を引いたりしていました。

これも今思うと既に発達のことを診ていたのだと分かるのですが、その時の私は気付いていませんでした。
息子との関わりを終え、ようやく落ち着いた別室で普段の生活の様子から困り具合、息子の得意なこと不得意だと感じる点を話しました。
そして、育児がしんどい、こんなに大変なのだと思うのです、と率直に話しました。

心理士の先生は私の目の前に二つのパンフレットを差し出しました。

一つは、親子教室という全6回で終了の月1回の母子で通う教室。もう一つは療育センターと書かれたものでした。

どちらが良いかはわからないけど

2つのパンフレットを持ち、続けてこうお話してくれました。

「お子さんはまだ小さいです。親子教室でも十分にお役にはたてると思います。
しかし、より専門な機関であるのは療育センターという所なんです。
ご存知ですか?より専門性の高い者が医師として居ます。私は心理士ですけど、医師として判断をしてくれたり、適切な対応などもアドバイスをくれる。」

「この場所で、こちら(心理士)側からは、親子教室が合ってるだとか、療育センターへ受診すべきだとは言えないんです。そういう決まりですから。」

その静かな言葉の中から、療育センターの方をすすめてくれているのかな、私はかすかにそう感じました。
ここが、私の療育センターとの最初の出会いです。

この時点で、すぐ療育センターに受診申し込みの手続きを取ってくれました。
半年から1年待つこともあるそうですが、我が子の時は有難いことに4ヶ月も待たないうちに通い始めることができました。

後日談ですが、療育センターのお母さんのうち、
一度は親子教室を選択してみたけれど、親子教室が終わる頃には療育センターの受診を考えていた、そう教えてくださる方もちらほら。
我が家にとっては、あの場で療育センターを選んでよかったのかも、しれません。

こんな我が子の、「療育初回」も、いつか綴りたいと思っています。
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