カウンセリングの効果って?息子2人と通いつづけてわかったこと
ライター:多原美加
発達障害のある長男と次男、心理士さんとのカウンセリングを定期に受けていました。子どもが思春期に入った時「続けてきてて良かったー!」と思いました。カウンセリングを始めてみたい人、スタートさせたばかりの人の参考になればと思います。
小児科併設の精神科でのカウンセリング
長男は小4の時、次男は小2の時に精神科にかかりました。
2人とも受診した時に発達障害があると診断を受けるのですが、最初は投薬治療のみでした。この投薬がうまくいっていたので2人ともにカウンセリングや療育などはなく、病院の先生との面談と投薬。学校への支援要請は特にできていませんでした。
しばらくして小学校の先生から「他に良い病院があるから行ってみては?」と紹介を受けて受診した病院が今も通っている病院です。
この病院は小児科ですが、併設して精神科があり、最初に発達テストを受けて、発達の凸凹を確認しました。より細かなアドバイスもいただき、それを学校に伝えました。
そして心理士との定期的なカウンセリングがスタートしました。内容は1時間のうちの前半30分が子どもと、後半30分が親とのカウンセリングです。
環境が変わることを苦手とする長男は月に1回、心理士との関係を定期的にもつことで、慣れさせておく事も目的のひとつでした。次男は困り感が少なかったので、2〜3ヶ月に1回程度でカウンセリングを続けてきました。
2人とも受診した時に発達障害があると診断を受けるのですが、最初は投薬治療のみでした。この投薬がうまくいっていたので2人ともにカウンセリングや療育などはなく、病院の先生との面談と投薬。学校への支援要請は特にできていませんでした。
しばらくして小学校の先生から「他に良い病院があるから行ってみては?」と紹介を受けて受診した病院が今も通っている病院です。
この病院は小児科ですが、併設して精神科があり、最初に発達テストを受けて、発達の凸凹を確認しました。より細かなアドバイスもいただき、それを学校に伝えました。
そして心理士との定期的なカウンセリングがスタートしました。内容は1時間のうちの前半30分が子どもと、後半30分が親とのカウンセリングです。
環境が変わることを苦手とする長男は月に1回、心理士との関係を定期的にもつことで、慣れさせておく事も目的のひとつでした。次男は困り感が少なかったので、2〜3ヶ月に1回程度でカウンセリングを続けてきました。
相談したいことがない時も
カウンセリングを続けて、常に子どもの状態を見てもらい、その時その時の困り感へのアドバイスもいただき、それを細かく学校にも伝えつつ過ごしていました。
カウンセリングにも慣れてきて、子どもの状態が安定すると、今度は「カウンセリングで何を話そうか?」と相談する内容も浮かばない時もありました。
「今は、カウンセリングは必要ないかもしれないけど、行ってからの流れで話してみよう。」と、子どもとカウンセリングに行くと、そんな時に限って、子どもは自分の思いを話すのでした。
カウンセリングにも慣れてきて、子どもの状態が安定すると、今度は「カウンセリングで何を話そうか?」と相談する内容も浮かばない時もありました。
「今は、カウンセリングは必要ないかもしれないけど、行ってからの流れで話してみよう。」と、子どもとカウンセリングに行くと、そんな時に限って、子どもは自分の思いを話すのでした。
カウンセリングは子どもとのコミュニケーションが取れる時間
カウンセリングの日は私にとっても特別な日となっていました。
病院は、車で1時間走らせた所にあります。その日は子どもとのドライブデートだと割り切り、カウンセリングは必ず1人ずつ連れていきました。
兄弟4人いましたので、普段は2人だけの時間は作り辛く、あえてこの時間をコミュニケーションを取る時間と楽しみました。
カウンセリングの帰りには、2人で本屋に行ったり、甘いもの食べに行ったり、2人だけでランチしたりして会話もたくさんできました。
子どももそんな時間を嬉しそうに過ごしてくれました。
だからかカウンセリングは楽しい時間だと思ってくれていたようです。抵抗なく続ける事ができました。
そんな時、ふとカウンセリングに頼りすぎるのは依存なのでは?と自問自答したこともありました。
甘えなのかな?とか。でも、発達障害のある子どもを育てるのは大変な事も多い。だから頼ってもいい!と割り切るようになりました。
病院は、車で1時間走らせた所にあります。その日は子どもとのドライブデートだと割り切り、カウンセリングは必ず1人ずつ連れていきました。
兄弟4人いましたので、普段は2人だけの時間は作り辛く、あえてこの時間をコミュニケーションを取る時間と楽しみました。
カウンセリングの帰りには、2人で本屋に行ったり、甘いもの食べに行ったり、2人だけでランチしたりして会話もたくさんできました。
子どももそんな時間を嬉しそうに過ごしてくれました。
だからかカウンセリングは楽しい時間だと思ってくれていたようです。抵抗なく続ける事ができました。
そんな時、ふとカウンセリングに頼りすぎるのは依存なのでは?と自問自答したこともありました。
甘えなのかな?とか。でも、発達障害のある子どもを育てるのは大変な事も多い。だから頼ってもいい!と割り切るようになりました。
思春期に入ってカウンセリングの大切さを痛感
発達障害のある子ども達が中学生になった頃、様子に変化が現れてきました。新しい環境と学校になじめず2人ともに不登校へとなっていきました。
そんな時には、頼れる場所はカウンセリングしかありませんでした。普段から子ども達の調子の良い時の様子を先生が見ていてくれたお陰で、ちょっとした変化にも気付いてくれました。
子どもの些細な言葉から表情まで読み取ってくれて、子ども特有の発達障害の特性から、成長過程の心理面までカウンセリングしてくれました。
病院に行く度に、子どもをちゃんと見てくれる人がいることを心から感謝していました。そして、私も回を増すごとに子ども達のことをより理解していきました。
子ども達が成長してからわかったのは、子どもの困り感は成長と共に変わっていくんだということでした。
身体も急激に成長するし、環境も変わる。発達障害のある子は精神年齢の成長が2〜3年遅れてると聞きました。身体の成長と精神年齢の成長とのギャップもあり、それに合わせたアドバイスは頼りになりました。
本当に困った時に助けられ、子どもに笑顔が戻った時、心からカウンセリング続けて良かったーー!!と思いました。良い病院と主治医、そして心理士の先生に出会えた事が、子どもの為になりました。
「自分を理解してくれる人がいること、自分の味方になってくれる人がいること」が伝わり、子ども達も安心に繋がったようです。
自分を理解してくれる人がいる、という安心感こそ、カウンセリングの最大の効果なのかなと感じています。
これからは青年期へと移行していきます。これからもカウンセリングを続けつつ、子ども達の成長を見守っていきます。
そんな時には、頼れる場所はカウンセリングしかありませんでした。普段から子ども達の調子の良い時の様子を先生が見ていてくれたお陰で、ちょっとした変化にも気付いてくれました。
子どもの些細な言葉から表情まで読み取ってくれて、子ども特有の発達障害の特性から、成長過程の心理面までカウンセリングしてくれました。
病院に行く度に、子どもをちゃんと見てくれる人がいることを心から感謝していました。そして、私も回を増すごとに子ども達のことをより理解していきました。
子ども達が成長してからわかったのは、子どもの困り感は成長と共に変わっていくんだということでした。
身体も急激に成長するし、環境も変わる。発達障害のある子は精神年齢の成長が2〜3年遅れてると聞きました。身体の成長と精神年齢の成長とのギャップもあり、それに合わせたアドバイスは頼りになりました。
本当に困った時に助けられ、子どもに笑顔が戻った時、心からカウンセリング続けて良かったーー!!と思いました。良い病院と主治医、そして心理士の先生に出会えた事が、子どもの為になりました。
「自分を理解してくれる人がいること、自分の味方になってくれる人がいること」が伝わり、子ども達も安心に繋がったようです。
自分を理解してくれる人がいる、という安心感こそ、カウンセリングの最大の効果なのかなと感じています。
これからは青年期へと移行していきます。これからもカウンセリングを続けつつ、子ども達の成長を見守っていきます。
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