Twitterで集まった、みなさんの「合理的配慮」エピソードを一挙紹介!
「合理的配慮」と言われても、どんな場面で、何をすれば良いの…?そんなお悩みの声に応えるべく、発達ナビでは全国の事例を大募集!今回はTwitterのハッシュタグ #合理的配慮 #発達ナビ で集まったエピソードを一挙紹介します。
Twitterでたくさんの「合理的配慮」エピソードをいただきました!
合理的配慮とは、障害のある人が障害のない人と平等に人権を享受し行使できるよう、一人ひとりの特徴や場面に応じて発生する障害・困難さを取り除くための、個別の調整や変更のことです。
…と、言われても「なかなか具体的なイメージがわかない…」、「何をどうやって進めれば良いのか分からない…」と思われる方も少なくないのではないでしょうか。
そこで、「LITALICO発達ナビ」では、ユーザーのみなさんからの合理的配慮エピソードを大募集しました!
TwitterやQ&A、メールなどで全国各地から様々な事例が寄せられてきています。
今日の記事では、Twitterのハッシュタグ #合理的配慮 #発達ナビ で集まったツイートを一挙紹介!
合理的配慮とは?考え方と具体例、合意形成プロセスについて【専門家監修】
不安が強い子も見通しを持てるように…保育園の見事な配慮!
変化に弱い息子がお世話になっている保育園では、進級する部屋の作りや物のレイアウトを前の部屋と可能な限り同じにして下さいました。使っていた遊具なども少しずつ移動して下さって初日から問題なく過ごせたようです。足を向けて寝られません。 #合理的配慮 #発達ナビ #発達障害
— ハナウサ@がんばらないを頑張る (@hanausa2) May 3, 2016
息子の通う保育園では、その日の予定や給食の献立、一週間の予定をそれぞれホワイトボードで提示。
— きいろ (@sora_mamecco) May 7, 2016
また、適宜タイムタイマーを使って時間を視覚化してくれています。
見通しが持てないと不安になりやすい息子への配慮。#合理的配慮 #発達ナビ
予定を「見える化」してあげたり、進級しても変化が少なく留められるような工夫をご紹介いただきました。
保育園の先生、お見事です!
進学・進級につれて学習や集団活動の難易度も上昇…多様な手立ての活用がカギ!
#合理的配慮 #発達ナビ 大人数の授業では話すことができなくなる、場面緘黙(かんもく)のあるお子様が、打ち込んだ音声を再生してくれるコミュニケーションアプリを使うことで授業に参加できた!という事例があります。
— AN (@mizinko_pon) May 3, 2016
口頭でのコミュニケーションが難しければ、意思表現の方法を増やしてあげるという工夫も重要です。
これは、緘黙のお子さんだけでなく、聴覚障害のお子さんがいる場合でも有効ですね。
先の見通しが立てづらく、新規事項に不安感を抱きやすい息子が昨年度不登校気味だったため、新年度4日前に支援級を担当する先生方との対面機会を設けて頂いた。担任開示までは出来なくとも、始業式から学校参加するようになった。#合理的配慮 #発達なび
— gretel (@gretelnomori) May 4, 2016
担任の先生だけでなく、特別支援教育コーディネーターやスクールカウンセラーの先生など、必要に応じて複数の教職員の方々と連携すると良いでしょう。
#発達ナビ 受けている #合理的配慮 、中学一年生。ワークブックなどの宿題の答えをあらかじめもらう。大学ノートは二行を使って書くのを許可、板書が苦手なので聞いたこと、ポイントのみを箇条書きにノートするのでも可、席は一番前か二番目にして頂いてスタートしました。今のところ問題なし
— えひめミカン (@ehimemiho) May 4, 2016
読み書きの困難というと、タブレットの活用例などがイメージされがちなのですが、ノートの使い方ひとつとっても、こういった細かな工夫で困難が解消することがあります。