「我が子は無条件に可愛いもの」その思い込み、一度捨てたらどうですか?
ライター:古屋サマンサ・恭子
「やっぱり我が子がなんだかんだ言っても一番可愛いよね~」そんなママ友たちの会話に、あなたは笑顔で入ることはできますか?「我が子を可愛い」と思えない自分を「ダメなママ」だと責めてはいませんか?自分を責めて苦しんでいた私が救われた、従妹のこんなひと言をご紹介します。
「子育ての時期なんてあっという間」は慰めにはならない
よく小さな子どもを連れているママにこんな言葉をかける年配の女性を見かけます。
「子育ての時期なんて本当にあっという間よ。今が一番可愛い時期だから子育てを楽しんでね。」
親切心や慰めで言っている言葉、悪気なんて少しもないのでしょう。でも、育児真っ最中の私はこう言われるたびに落ち込んでいました。
髪を振り乱して毎日子育てに奮闘していた私にとっては、1日1日が、とてつもなく長い時間に思えてなりませんでした。
「あっという間」は過ぎ去った人だから言えること。そんな言葉はなんの慰めにもなりません。
だって、私は「今」がただただ辛かったのですから…。
「確かに、今だけ。育児を楽しもう」と思える時はいいのです。そうじゃない状態の母親は今もきっとどこかにいるのではないでしょうか。
「子育ての時期なんて本当にあっという間よ。今が一番可愛い時期だから子育てを楽しんでね。」
親切心や慰めで言っている言葉、悪気なんて少しもないのでしょう。でも、育児真っ最中の私はこう言われるたびに落ち込んでいました。
髪を振り乱して毎日子育てに奮闘していた私にとっては、1日1日が、とてつもなく長い時間に思えてなりませんでした。
「あっという間」は過ぎ去った人だから言えること。そんな言葉はなんの慰めにもなりません。
だって、私は「今」がただただ辛かったのですから…。
「確かに、今だけ。育児を楽しもう」と思える時はいいのです。そうじゃない状態の母親は今もきっとどこかにいるのではないでしょうか。
「我が子を可愛い」と思えない私は「鬼母」?!
私にとって一番の苦痛。それは「今が一番可愛い時期だから」と言われることでした。
「今が一番可愛い時期」といわれている目の前の我が子を、少したりとも可愛いとは思えなかったからです。
毎日毎日些細なことで癇癪を起こす息子。何をやってもその癇癪をなだめることができない自分。
イライラして、息子を怒鳴りつけ、
そんな自分は「鬼母」なんじゃないか
どうして私は他のママのように「我が子を可愛い」と思えないんだろうか…。
そんな自分を責める苦しい日々が続きました。
「今が一番可愛い時期」といわれている目の前の我が子を、少したりとも可愛いとは思えなかったからです。
毎日毎日些細なことで癇癪を起こす息子。何をやってもその癇癪をなだめることができない自分。
イライラして、息子を怒鳴りつけ、
そんな自分は「鬼母」なんじゃないか
どうして私は他のママのように「我が子を可愛い」と思えないんだろうか…。
そんな自分を責める苦しい日々が続きました。
苦しかった私を救った、思いもよらぬ従妹の言葉
年の離れた従妹。昔から子ども好きで、3人の我が子も愛情深く立派に育てあげました。
「子どもを可愛いと思えない」そう呟いた私に、彼女が一言。
「手のかかる子どもを可愛いと思えないのは、当たり前よ」
この言葉を聞いた途端にガチガチになった肩の力が、いっぺんに抜けました。
目からは大粒の涙がポロポロと流れ落ちました。今まで頑張りすぎていたことに気づきました。
「手のかかる子どもが可愛いと思えないのは当たり前」今までこんな言葉をかけくれる人は、誰ひとりいませんでした。
「子どもを可愛いと思えない」そう呟いた私に、彼女が一言。
「手のかかる子どもを可愛いと思えないのは、当たり前よ」
この言葉を聞いた途端にガチガチになった肩の力が、いっぺんに抜けました。
目からは大粒の涙がポロポロと流れ落ちました。今まで頑張りすぎていたことに気づきました。
「手のかかる子どもが可愛いと思えないのは当たり前」今までこんな言葉をかけくれる人は、誰ひとりいませんでした。