評価日:2018/03/29
事業所における自己評価
環境・体制整備
職員の配置数は適切であるか
はい
重度のお子さんにも対応できるよう配置基準よりも大幅に増員しています。大事なのは何よりもお子さんの「安心と安全」。公園に出かける際も、大人1人が手をつなげるのは右手左手の2人まで。万が一があってからでは遅いんです。だから常にあってはならない万が一のことを考え、最重度以外のお子さんであっても2人に対して、大人が1人、必ずつくことにしています。
事業所の設備等について、バリアフリー化の配慮が適切になされているか
はい
車椅子や足が不自由なお子さんがいらっしゃった場合を考慮し、玄関外には道路からのスロープを設置しています。また、玄関から訓練室までは段差のないバリアフリー設計になっています。
利用定員が指導訓練室等スペースとの関係で適切であるか
はい
訓練室は45m2の広さと、3mの天井高もあり、非常に広々とした空間を確保しています。入口付近は6m以上の吹き抜けもあり、お子さんがのびのびと過ごせるよう他の施設にはない特徴があります。
業務改善
業務改善を進めるためのPDCAサイクル(目標設定と振り返り)に、広く職員が参画しているか
はい
「常にお子さんに最善の環境を提供する」ために、職員間での共有を欠かさないようにしています。そのために、毎日必ずミーティングを行い、目標達成の確認と振り返り、改善を行い、PDCAサイクルを実施しています。
保護者等向け評価表を活用する等によりアンケート調査を実施して保護者等の意向等を把握し、業務改善につなげているか
はい
各ご家庭の保護者さんには定期的にアンケート調査を行い、意向の収集に努めています。また頂いたご意見は改善に活かし、ご家庭にも個別にその結果をお伝えするようにしています。
この自己評価の結果を、事業所の会報やホームページ等で公開しているか
はい
12/16よりLITALICO発達ナビにて公開しています。今後も定期的に自己評価の更新を行っていきます。
第三者による外部評価を行い、評価結果を業務改善につなげているか
はい
運営法人である理事からの評価も活かすことで業務改善に繋げています。今後は更に専門性をもった第三者による外部評価を検討しています。
職員の資質の向上を行うために、研修の機会を確保しているか
はい
埼玉県社会福祉協議会の主催する研修会や、歴史ある入所施設での研修など、資質向上につながる研修の機会を提供しています。
適切な支援の提供
平日、休日、長期休暇に応じて、課題をきめ細やかに設定して支援しているか
はい
平日には短時間でも充実した過ごしが出来るよう心掛けており、土曜には平日には体験できないような特別なプログラムを実施するようにしています。長期休暇にはそれぞれのお子さんの状況に応じた個別課題シートを作成し、個別課題を設けて支援するようにしています。
ガイドラインの総則の基本活動を複数組み合わせて支援を行っているか
はい
定期的にモニタリングを行い、放課後等デイサービス計画の見直しの必要性を判断しているか
はい
日々のコミュニケーション、毎日のミーティング、児童発達支援管理責任者によるより専門的なモニタリングを通して、個別支援計画書の更新を行うように心がけています。また各ご家庭との連絡帳などでのやり取りも計画の更新に活かすようにしています。
日々の支援に関して正しく記録をとることを徹底し、支援の検証・改善につなげているか
はい
毎日の送迎後の時間に、しっかりと時間をかけてそれぞれのお子さんの状況や様子を記録表に記入することを徹底しています。それぞれのお子さんにつき、A4サイズ1枚の記録表を使用していますが紙を全て埋め尽くすほどビッシリと記録をしています。
支援終了後には、職員間で必ず打合せをし、その日行われた支援の振り返りを行い、気付いた点等を共有しているか
はい
毎日送迎完了後には必ず全職員でミーティングを行っています。それぞれのお子さんの状況や様子を共有して、原因と結果、支援方法や改善方法まで明らかにし、翌日の支援に活かすことができるようPDCAサイクルを実施しています。
支援開始前には職員間で必ず打合せをし、その日行われる支援の内容や役割分担について確認しているか
はい
毎日の送迎の確認も細かくミーティングを行い、それぞれのお子さんの昨日までの状況を考慮して、座席の位置から各プログラムの構成、役割分担と観察や支援の注意点まで、細かな確認を行っています。特に平日のお子さんは短時間の過ごしが多くなってしまうため、より効果のある支援ができるよう全職員で力を注いでいます。
子どもの状況に応じて、個別活動と集団活動を適宜組み合わせて放課後等デイサービス計画を作成しているか
はい
360度アセスメントを通して把握・分析したそれぞれのお子さんの状況を鑑みて個別課題の設定を行っています。また集団での過ごしも合わせて課題の設定と支援を行うよう計画を作成しています。
活動プログラムが固定化しないよう工夫しているか
はい
知識や技術の固定化を避けるため、常に新しい情報を仕入れるように心がけており、お子さんの成長や改善を導くことができるよう、常に活動プログラムの刷新を心がけています。
活動プログラムの立案をチームで行っているか
はい
全職員でのコミュニケーションとPDCAサイクルの確実な履行を重視しており、常に全員でそれぞれのお子さんに対する活動プログラムの立案を行うようにしています。
子どもの適応行動の状況を図るために、標準化されたアセスメントツールを使用しているか
はい
アセスメントについては標準化したテンプレートを活用し、全職員を対象とした360度アセスメントでは、それぞれのお子さん別に時間をかけてミーティングを実施、アセスメント評価がより標準化されるように丁寧な対応に努めています。
アセスメントを適切に行い、子どもと保護者のニーズや課題を客観的に分析した上で、放課後等デイサービス計画を作成しているか
はい
知識と経験のある児童発達支援管理責任者による的確なアセスメントを実施しています。また、全職員による360度アセスメントも導入し、より客観的にニーズや課題を把握・分析し、計画作成に活かしています。
関係機関や保護者との連携
医療的ケアが必要な子どもを受け入れる場合は、子どもの主治医等と連絡体制を整えているか
どちらでもない
医療的ケアが必要なお子さんが利用される場合は主治医などと即時対応可能な連絡体制を整えたいと思っています。※受入実績なし
保護者の対応力の向上を図る観点から、保護者に対してペアレント・トレーニング等の支援を行っているか
はい
当施設で使用してお子さんへの効果が認められた支援ツールに関しては、ご家庭でも活用いただけるよう支援をし、実際に導入して頂いています。
日頃から子どもの状況を保護者と伝え合い、子どもの発達の状況や課題について共通理解を持っているか
はい
毎日ご家庭とは連絡帳でのやり取りを行い、細かなことでも共有できる習慣をつけています。また送迎の際にも共有するようにしており、個別の電話やメールでそれぞれのお子さんの状況や様子、課題について共通理解を持てるよう心掛けています。
(地域自立支援)協議会等へ積極的に参加しているか
はい
杉戸町障害者連絡協議会に加盟し、これまで地域で障がいのある人たちを支えてきた先輩方と情報交換や意識の共有を行っていきます。
放課後児童クラブや児童館との交流や、障害のない子どもと活動する機会があるか
はい
発達段階において身体を動かすことは発育において非常に重要であるとの考えから、毎日の外での過ごしを実施しており、近所の様々な公園で活動するプログラムを実施しています。障がいのないお子さんと触れ合う機会も多く、遊具を譲る・一緒に遊ぶなどを体験できるようにしています。
学校を卒業し、放課後等デイサービス事業所から障害福祉サービス事業所等へ移行する場合、それまでの支援内容等の情報を提供する等しているか
どちらでもない
今後は当施設を卒業したお子さんには個別支援計画書や関連する資料をお渡しし、その後の進路において活用できるように努めたいと思います。
就学前に利用していた保育所や幼稚園、認定こども園、児童発達支援事業所等との間で情報共有と相互理解に努めているか
どちらでもない
今後は以前に利用していた事業所等への共有シートを作成し、情報共有を図る仕組みづくりを行いたいと思います。
学校との情報共有(年間計画・行事予定等の交換、子どもの下校時刻の確認等)、連絡調整(送迎時の対応、トラブル発生時の連絡)を適切に行っているか
はい
学校だよりは毎週発行の度に入手するように努めており、送迎のルート設定もその日の状況に応じて適切に対応できるようにしています。ご家庭でのお迎えになる方も予め当施設に申告して頂くようにしており、トラブルの無いよう事前の調整を行っています。
障害児相談支援事業所のサービス担当者会議にその子どもの状況に精通した最もふさわしい者が参画しているか
はい
管理者および児童発達支援管理責任者が参画しており、当施設を利用しているお子さんの状況を充分に把握している者です。
児童発達支援センターや発達障害者支援センター等の専門機関と連携し、助言や研修を受けているか
はい
埼玉県の制度を活用し、埼玉県立大学から作業療法士の先生を派遣して頂き、月に一度、各お子さんの状況を確認し、現場指導と支援対策に関する助言を受けている。
保護者等への説明責任等
定期的に会報等を発行し、活動概要や行事予定、連絡体制等の情報を子どもや保護者に対して発信しているか
はい
毎月の当施設での様子をお伝えする誌面を発行しています。また、Twitter、Instagramで日々のお子さんたちの様子を随時発信しています。さらに、Facebook、ブログ、ホームページでもイベント開催の様子やお知らせも含めて掲載しています。Twitter、Instagram、ブログでの各投稿数は150を越えました。これからも皆さんに対して積極的に配信しています。
事業所の行事に地域住民を招待する等地域に開かれた事業運営を図っているか
はい
開所時には地元住民の方を招き、内覧会を行いました。今後は、平日の午前中などの施設の空き時間に地域のコミュニティスペースとして利用して頂き、施設の存在と意義を多くの方に知って頂けるよう活動していきたいと思っています。
障害のある子どもや保護者との意思の疎通や情報伝達のための配慮をしているか
はい
当施設を利用するお子さんには適切なアセスメントを実施しており、発語のレベルや会話の理解度の違いを考慮して、要求カードやマカトンサインなど能力に応じた意思疎通や情報伝達の配慮を行っています。ご家庭に対しては、連絡帳の他、専用のLINEアカウントを解説し、リアルタイムな意思疎通ができるように努めています。
個人情報に十分注意しているか
はい
当施設での様子を発信する際には、個人が特定できないよう配慮を行っています。特に二次利用の可能性が排除できないSNS等への掲載はご本人の顔を出さないよう工夫を行っています。または発信を担当する職員にもネットリテラシーの教育を徹底しています。
子どもや保護者からの苦情について、対応の体制を整備するとともに、子どもや保護者に周知し、苦情があった場合に迅速かつ適切に対応しているか
はい
それぞれのお子さんの言動や保護者さんからのご指摘や苦情があった場合には、即時原因の究明と対策方法の策定を行い、より迅速な対応を行うようにしています。特に連絡帳や文面での一方的な対応で済ませることが無いよう、直接お話しして状況を明らかにし、対応をする旨をきちんとお伝えするようにしています。
父母の会の活動を支援したり、保護者会等を開催する等により、保護者同士の連携を支援しているか
どちらでもない
以前に保護者会を開催しましたが、その後は定期的な開催はできていません。今後は開催できるように努めていきます。
保護者からの子育ての悩み等に対する相談に適切に応じ、必要な助言と支援を行っているか
はい
毎日の連絡帳や送迎時のやり取り、個別の電話やメールの際に保護者さんが発するSOSや相談を逃すことなく拾い上げるようにし、豊富な知識と経験を持つ児童発達支援管理責任者による適切なアドバイスやツールの提供を行うようにしています。
運営規程、支援の内容、利用者負担等について丁寧な説明を行っているか
はい
契約時には、重要事項説明書で体制やサービス、窓口について説明を行い、契約書別紙にて提供するサービスの内容、ご利用料金や負担額について丁寧に説明しています。また、個人情報の使用の同意や写真使用についてのお願いについてもご説明を行っています。
非常時の対応
緊急時対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症対応マニュアルを策定し、職員や保護者に周知しているか
はい
各送迎地域の自治体からハザードマップを入手し、送迎時の緊急時対応マニュアルを作成し、全職員に共有しています。また、感染症対応を行うためのツールの準備も行っています。今後は各ご家庭への周知も行っていきます。
非常災害の発生に備え、定期的に避難、救出その他必要な訓練を行っているか
はい
地元消防署に依頼を行い、通報訓練・避難訓練・消火訓練を実施ししています。それぞれのお子さんも避難訓練・消火訓練に参加して、非常災害発生に備えられるよう心掛けています。
虐待を防止するため、職員の研修機会を確保する等、適切な対応をしているか
はい
管理者と児童発達支援管理責任者は必要な研修を受講済み。職員同士での確認や声がけ等も行っている。今後は全職員が虐待防止のための研修機会が確保できるようにしたいと思っています。
どのような場合にやむを得ず身体拘束を行うかについて、組織的に決定し、子どもや保護者に事前に十分に説明し了解を得た上で、放課後等デイサービス計画に記載しているか
はい
事前の適切な360度アセスメントと日々のご家庭との共通理解を通して、身体拘束を行うことがないよう計画策定を行っています。今後そのようなお子さんがいらっしゃった場合にも十分に説明し、理解を得た上で策定するようにしたいと思っています。
食物アレルギーのある子どもについて、医師の指示書に基づく対応がされているか
はい
食物アレルギーについては非常に慎重に対応している。おやつを調達する際には、原料記載などをきちんと確認しています。また、万が一発症した場合に備え、全職員が対処できるよう対処講習を行い、対応できるよう努めています。
ヒヤリハット事例集を作成して事業所内で共有しているか
はい
細心の注意を払い、日々の活動を行っているが、万が一ヒヤリハット事案が発生してしまった場合には、原因と経緯、対処すべきこと、改善すべきことを報告書に詳細に起こし、全職員に共有して、同じようなことが起こることの無いように努めています。
これまでのサービス自己評価
掲載情報について
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