シェルフたけさと教室のブログを開いていただきありがとうございます。
保育士の森田です。
我が家の庭に植えた梅の木に花が咲き春の訪れを感じています。まだまだ細い木ですが風にも負けず咲いている花を見るとこれから強くたくましく成長してくれるかなぁと楽しみです。
おうち時間が増えたこの1年で改めて自分や家族のことを考える時間も増えました。10年、20年、30年とこれからどんな生活を送りたいのか、何を大切にしたいのか。ひとつ芯が決まると行動も定まりますよね。
恥ずかしながら・・・学生時代から現在までのだいぶ長い時間ありがたいことに周りの人や環境に恵まれてきたおかげでふわふわときてしまったと感じています。
4月ひとつ学年があがり、新しい環境でのスタートをきる子ども達と一緒に自分の芯となるものをみつけながら新年度を過ごしていきたいと思います。
たけさと教室での個別療育では様々なカードがあり、名詞や動詞をはじめ最近はお話を組み立てる練習もしています。
4枚のイラストを並び替え、これはどんな場面でどうなったのかと繋げて伝えてもらいます。
繋げて文章にするのはなかなか難しいですが、1枚の絵の場面を読み取る力を持っている子が多く、表情や身振り手振りをつけて伝えてくれる子もいたり毎回感心しながら行っています。
いつ、どこで、誰が、何を、どうしたの文章の組み立ては学校等で発表する際にも必要になりますよね。
私はとても苦手でした。。。
自分の思いや出来事を言葉で伝えられるとより人とのコミュニケーションが楽しくなると思うのでこれからも続けていきたいと思います。
本日はもうひとつ。
3.11震災から10年が経ちました。
当日、児童発達支援では「お、か、し、も、ち」のお約束の絵や写真を見ながらお話を聞き、机の下に隠れて避難しました。
放課後等デイサービスでは、実際にどんな状態なのかを知り訓練の必要性を知って欲しいと思い地震の動画を見てから行いました。避難が終わった後、感受性の強い子は「早くママに会いにいかなきゃ!」と言い出したり災害の恐ろしさを理解していたようでした。
被災された方の中には今もまだ地元に戻れない方がたくさんいるんだと思うと、今ある生活は当たり前ではないんだなと感じますね。当たり前に感じていることにこそ感謝しながら有意義な時間を過ごしたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
3.11避難訓練
教室の毎日
21/03/17 12:25