こんにちは。ハッピーテラス戸畑駅前教室Ⅱの国分です。
気付けば１０月ももう半分過ぎ、折り返し地点に入っています。
半袖だったお子さん達も長袖に衣替えするなど、季節の移り変わりをとても感じます。
だんだんと寒くなり風邪を引きやすい季節になってきますので、皆様体調には十分にお気をつけください。

さて今日はソーシャルスキルコースでの様子をご紹介したいと思います。
今日ご紹介するのはフルーツバスケットです。
やり方は通常のフルーツバスケットと同じで、指示された果物の人が椅子を交代するゲームになっています。
指示を聞いて動くこと、ルールを理解すること、自分のグループを理解することを療育の目的として行いました。

今回はフルーツバスケットをするのが初めてのお子さんもいらっしゃいましたので、まずは練習として真ん中にはスタッフが立ち指示を出すというやり方で行いました。
自分のチームが意識出来るように、果物のイラストをワッペンとして胸に張ってもらい、指示もボールを引いて視覚的にも提示させていただきました。
取り組みの工夫を行ったことで、初めてフルーツバスケットをするお子さんも自分のチームが理解でき、移動することが出来ました。
練習して出来るようになった所で「フルーツバスケット」と言われたら全員動くというルールも付け加えさせていただきました。
練習してきたこともあり、どのお子さんも指示を聞いて動くことが出来ていました。
どのお子さんもルールのあるゲームをお友達と一緒に楽しめたのではないかなと思います。

ハッピーテラスでは初めてのゲームをするお子さんがいる時には、ゲームの難易度を調整したり事前にフィードバックで練習することでどのお子さんも参加できるように工夫を行っています。
その為にも、お子さんがどこまで出来るのかを日ごろからわたし達スタッフが把握することが大切だと感じています。
日ごろからお子さんの様子をよく見て、今どこまで出来て何に困っているのかを見極めていきたいと思います。