こんにちは。ハッピーテラス戸畑駅前教室Ⅱの国分です。
月曜・火曜は雨が酷く、警報も出ていましたが、皆様大丈夫でしたでしょうか？
北九州では幸い大きな被害は出ていないようですが、連日の雨で地盤が緩んでいる所もあるかと思いますので、特に山沿いにお住まいの方はお気をつけください。
スタッフも気を付けていきたいと思います。

さて今日は久しぶりに個別の取り組みのご紹介をしたいと思います。
今回ご紹介するのは、「何が入ってる？」です。
以前ご紹介した「箱の中身は？」に取り組みは似ているのですが、箱の中に複数物が入っていると難しいお子さんもいらっしゃいましたので、その手前のレベルの取り組みとして実施させていただきました。
取り組み方は、袋（今回はミニゆたんぽの袋を使いました）の中に物を１つだけ入れ、中に手を入れ触ってもらいます。
その後、実物を目の前に３択で提示して指さしをしてもらいました。
療育の目的は指先に注意を向けること、集中力を高めること、感触で物を当てることを療育の目的として行いました。

始めは中に入っている物を出そうとするお子さんもいましたが、声掛けを行いながら回数を重ねていくうちに触った状態で何が入っているのか当てることができるようになってきました。
情報が少なくなったので、より形に注意を向けることができるようになったのだと思います。
殆ど間違わずに正解出来る様になると、お子さんも自信がつき、活動中に笑顔が増えてきました。

出来るという自信がついてくると、それまで取り組むことが難しかった活動でも少しずつ楽しんで取り組めることもあります。
今回、取り組みのレベルを下げたことでお子さんが出来るという感覚を味わい、達成感を得ることが出来ました。
今後も、お子さんの今躓いている課題や出来ることを見極めながらトレーニングを考案し、少しでも出来た・楽しいという気持ちをもって帰っていただけるように研鑽を積みたいと思います。