こんにちは。
児童発達支援事業所 STELLA KID(ステラキッド)鶴ヶ峰教室の木内です。
前回は言葉の発達の遅れの一つの原因として「聞く」の部分でつまずいている可能性についてお話をさせて頂きました。
今回は「理解する」の部分でのつまずきについてお話させて頂ければと思います。
ー言葉の理解を進めるにはー
結論から言うと、「内言語」を鍛えることが言葉の理解に繋がっていきます。
ー「内言語」とはー
頭の中で考える道具となる、声や文字となって外に現れない言語のことです。
乳幼児期の子供は、頭の中で考えてから言葉を発するのではなく、
言葉の意味も使い方もよく理解しないまま口に出しています。
そうやって何となく他人とコミュニケーションするうちに、
外言語(具体的発声を伴いコミュニケーションの機能をもつ言語)を身につけて、
それを思考のための道具として使えるようになる(=内言語を獲得する)といわれています。
ーどうやって鍛えるの?ー
・絵本を読み聞かせる
内言語を鍛える目的であれば、絵本を読みながら、
絵を指さしたり、絵を見て感想を聞いたりして、
おしゃべりをしながら読むことが
内言語を育てることに繋がっていきます。
・お子さんの反応を途中で遮らない
例えば絵本の中に「ライオン」が出てきたときに、
お子さんが
「かっこいい!」
「がおー」
「雌のライオンはたてがみがないんだよ」等、
思ったことをつぶやきだした時には、
途中で言葉を遮らずに、一通り言葉が出終わるまで待ちましょう。
「ライオン」を見て言葉を発することで、お子さんの内言語が育っていきます。
お子さんの反応が出終わったら、お母さんの「ライオン」への感想も
話してあげると、それもまたお子さんの内言語を育てる助けになります。
ーその他 理解のつまずきに繋がることー
【知的障害】
知的障害ゆえに言葉の概念の理解に困難さが起きている場合もあります。
その場合は個々の特性を理解した上での支援が必要となります。
【生育環境による経験不足】
生育環境によっては触れる機会の少ないものに対して、 理解が進み辛い場合があります。
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当教室では
・じっとしていられない
・こだわりが強い
・感情の調整が難しい
・人の気持ちを読むことが難しい
・お友達とのトラブルが多い
・言葉の遅れを感じる
・抽象的な表現が苦手
・発達に心配がある
・不器用
・視線が合わない
・幼稚園、保育園、小学校への就学が不安だ
などの保護者の方々・お子さんの困り感をサポートいたします。
※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育が受けられます。
まずは市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※児童発達支援事業は、放課後等デイサービス(放デイ)と同じく障害児通所支援事業に属する療育施設であり、「児発」などの略称で呼ばれる場合もあります。
児童発達支援事業所 STELLA KID 鶴ヶ峰教室のホームページはこちら
→https://sites.google.com/view/stellakid
STELLA KIDのコラム“療育の扉”はこちら
→https://stellakid-column.hatenablog.com/
一般社団法人KID-Gのホームページはこちら
→http://www.kid-g.com/
住所:横浜市旭区白根5−10−1 AOKIYA BLD 1階
言葉の発達ー理解するー
雑記
19/06/11 16:23