こんにちは。
児童発達支援事業所STELLA KID鶴ヶ峰教室です。
今回も前回に引き続き「就労支援」の制度について、前回ご紹介できなかった就労継続支援B型のお話をさせていただきます。
【就労継続支援「B型」とは?】
就労継続支援B型とは、
障害や難病を抱える方のうち、年齢や体力面、体調などの理由により、企業などで雇用契約を交わして働くことが難しい方が、軽作業などの就労訓練を行うことができる福祉サービスのことをいいます。
就労継続支援B型を利用する方は、具体的には以下のような方利用の対象となります。
・就労経験があり年齢や体力の面で一般企業に雇用されることが困難となった方
・就労移行支援事業を利用し、就労継続支援B型の利用が適当と判断された方
・1・2に該当しない方で、50歳に達している方または障害基礎年金1級受給者
・障害者支援施設に入所する方については、指定特定相談支援事業者による「サービス等利用計画」の作成手続きを経た上で、市区町村が利用の必要性を認めた方
【就労継続支援B型とはどんなことをするの?】
就労継続支援B型の仕事や作業内容は、事業所により異なります。
主な例としては
・農作業
・パンやクッキーなど製菓作業
・部品加工
・手工芸
・喫茶店、クリーニング店などでの軽作業
などが挙げられます。
【就労継続支援B型の工賃(賃金)について】
前回、就労継続支援A型の月額平均給与は6万円〜7万円ほどになるとお伝えしましたが、就労継続支援B型の工賃(賃金)は働く事業所ごとに異なり、
1日=1,000円のように日給制の場合もあれば、作業によって作られた商品の出来高に応じて賃金が支払われる場合もあります。
就労継続支援B型ではA型と異なり、雇用契約を結びません。
したがって、賃金に関しても最低賃金を下回ることがあるということは押さえておかなければなりません。
しかし、一方で短時間の就労など、自分のペースに合わせた働き方ができるので、継続的な就労が可能になるという側面もあります。
3回にわたり、就労支援のサービスについてお話をさせていただきました。
近年、障害に対する理解や関心の深まりとともに、こうした制度の充実が叫ばれていますので、今後もこのような障害や就労への困難さを抱える方々へのサービスが生まれて行くのではないかと思います。
もしご家族にそうした困難さ、生きづらさを抱えている方がいらっしゃいましたら、一度市区町村の相談窓口を尋ねてみるのも良いかもしれませんね。
********************************************************************************************************
当教室では
・じっとしていられない
・こだわりが強い
・感情の調整が難しい
・人の気持ちを読むことが難しい
・お友達とのトラブルが多い
・言葉の遅れを感じる
・抽象的な表現が苦手
・発達に心配がある
・不器用
・視線が合わない
・幼稚園、保育園、小学校への就学が不安だ
などの保護者の方々・お子さんの困り感をサポートいたします。
※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育が受けられます。
まずは市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※児童発達支援事業は、放課後等デイサービス(放デイ)と同じく障害児通所支援事業に属する療育施設であり、「児発」などの略称で呼ばれる場合もあります。
児童発達支援事業所 STELLA KID 鶴ヶ峰教室のホームページはこちら
→https://sites.google.com/view/stellakid
STELLA KIDのコラム“療育の扉”はこちら
→https://stellakid-column.hatenablog.com/
一般社団法人KID-Gのホームページはこちら
→http://www.kid-g.com/
住所:横浜市旭区白根5−10−1 AOKIYA BLD 1階
就労支援〜その2〜就労継続支援B型
雑記
19/07/12 09:53