こんにちは。
児童発達支援事業所 STELLA KID(ステラキッド)鶴ヶ峰教室です。
幼稚園・保育園も休業や縮小営業が増え、ウイルスへの不安や、外出自体もままならないことで、保護者の方、またお子さんたちもストレスを抱えやすい状態になっています。
日中お子さんと一緒に過ごす時間が増えることで、お子さんに対してつい叱ってしまう、そこからまたお子さんの困った行動がエスカレートしてしまう、そんな話も耳にします。
以前にもお話させて頂きましたが、そんなときは、
一度客観的にお子さんが、なぜそういった行動をとっているのか考えてみると良いかもしれません。
【どう考えたらいいの?】
例えば、お子さんがいたずらをしたら、「そんなことしちゃダメでしょ!」と叱る。
大人の考え方では、「叱られるのが嫌なら、もうやらないだろう」と考えるのではないでしょうか。
しかし、実際には叱ってもやめない、下手をすると悪化する、ということが起きます。
そんな時はもしかしたら
「叱られる」=「かまってくれる」=お子さんにとっては「いいこと」
になっている可能性があります。
【どうしたらいいの?】
①客観的にお子さんの行動を考えてみましょう
何度注意しても困った行動が減らないのであれば、前述したように、お子さんにとっては「かまってほしい」という要求の現れかもしれません。
感情に任せて怒ってしまうと、「かまってくれた」と受け取ってしまい、
同じ困った行動をとったり、更にエスカレートしてしまう可能性もあります。
「なぜこの子は今こういう行動をしているのだろう?」
一度その視点に立って考えることができると、自分自身の気持ちを落ち着かせることにも繋がります。
行動の正体がわかれば対処の方法も考えられます。
②あたりまえをほめる
どうしても「できないこと」に目が向きがちになってしまい、
ほめるより叱ることのほうが多くなってしまうこともあるかと思います。
できないことができた、等の特別なときだけほめるのではなく、
お子さんがあたりまえの行動をしたとき=普通にしているとき
にこそ、ほめてあげてください。
お子さんと過ごす時間が増えたことで、お子さんの新しい「褒めポイント」を
見つけてみるのも良いのではないでしょうか。
【そうは言っても・・・】
「そんなこと言ってもいつもより更に余裕もないのに、そんなこと考えてられない!」
ごもっともです。
神様仏様でもないので、嫌なこと、ストレスがあったら怒りに身を任せてしまうこともあります。
でもそのせいで、自分の大事な人を傷つけてしまうのは悲しいことです。
自分の中で意識的に余裕を持ってみませんか?
怒りのピークは6秒といわれています。
カッとなって口が出そうなとき、意識的に深呼吸をしたり、頭を空っぽにするようにしたり、「大丈夫、大丈夫」とつぶやいてみたり。
外出できなくて運動不足なこともストレスにつながります。
いつもより5分だけ早く起きてストレッチをしてみたり。
ひとりでため込まず、誰かに相談するのはいかがでしょうか。
電話で友人に。
区役所等に相談窓口もあります。
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当教室では
・じっとしていられない
・こだわりが強い
・感情の調整が難しい
・人の気持ちを読むことが難しい
・お友達とのトラブルが多い
・言葉の遅れを感じる
・抽象的な表現が苦手
・発達に心配がある
・不器用
・視線が合わない
・幼稚園、保育園、小学校への就学が不安だ
などの保護者の方々・お子さんの困り感をサポートいたします。
※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育が受けられます。
まずは市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※児童発達支援事業は、放課後等デイサービス(放デイ)と同じく障害児通所支援事業に属する療育施設であり、「児発」などの略称で呼ばれる場合もあります。
児童発達支援事業所 STELLA KID 鶴ヶ峰教室のホームページはこちら
→https://www.stellakid.com
一般社団法人KID-Gのホームページはこちら
→http://www.kid-g.com/
住所:横浜市旭区白根5−10−1 AOKIYA BLD 1階
叱っても子どもが言うことをきかない
雑記
20/04/17 13:40