こんにちは。
児童発達支援事業所 STELLAKID(ステラキッド)鶴ヶ峰教室です。
先日は、幼稚園や保育園が休みになったり、気軽に外出ができなくなったりと、
いつもと違う環境等からのストレスから起こるお子さんの様子の変化についてお話をさせていただきました。
今回は、そういったストレスが引き金にもなる、
「指しゃぶり」「爪を噛む」「チック」
についてお話をさせていただければと思います。
【指しゃぶり】
指しゃぶりは3~6歳までの間に自然消滅することが多いといわれています。
保護者が指しゃぶりだけを気にしていると、子どもはそれを察知してわざと指しゃぶりをすることも多いようです。
3~6歳でも指しゃぶりが気になるようであれば、小児科等の専門機関に相談してみましょう。
3~6歳以前は、
◆0~1歳頃
乳児期(1歳前後くらいまで)は色々なものを口に入れたりすることで、感覚や味、経常の知識を得たりと、お子さんの発達のために大事な、自然な行為です。
無理に止めさせたり、過度に気にする必要はありません。
◆1~2歳頃
乳児期より日中の指しゃぶりは減ってきますが、退屈な時や眠い時に指しゃぶりが出ることもあります。この時期も過度に気にする必要はありませんが、
・一日中頻繁に指しゃぶりをしている
・指を強く吸いすぎてタコができてしまっている
等がみられる場合には、小児科等の専門機関に相談してみるのも良いかもしれません。
【爪を噛む】
爪を噛むのは、敏感で緊張しやすい子に多く、4,5歳ごろに現れることが多いです。
爪を噛むことで心を落ち着けようとする為、緊張や不安が引き起こされる場面に出やすいと言われています。
もし、リラックスした場面で出るようならストレスが原因というよりは、ただ癖になっているだけかもしれません。
お子さんが緊張や不安を感じる場面を減らしてあげられると、お子さん自身も落ち着いて爪を噛むことも減る可能性があります。
【チック】
お子さんのまばたきの回数が不自然に多かったり、唐突にぎゅっと顔をしかめたり、お子さん自身も意識せずに起こることがあります。
もしかするとそれはチック症かもしれません。
まばたき、顔しかめ、首振り、肩すくめ、奇声、汚い言葉を発する、などがあります。
症という字を見ると警戒してしまうかもしれませんが、
子どもの10~20%は何らかのチック症を経験しているといわれています。
女子より男子に多く見られます。
チック症の多くは1年以内に自然におさまります。
【おわりに】
いかがでしたでしょうか。
今回紹介させて頂いた指しゃぶり、爪を噛む、チックはストレスが引き金になって表れることが多いですが、
ストレスを完全に無くすことは難しいですし、適度なストレスは成長の上では必要なものです。
こちらから止めるように指摘すると、逆により長引いてしまう可能性があります。
親御さんの心構えとしては「そのうちなくなるだろう」位の気構えで見守っていくことが大切です。
どうしても気になる、またはお子さん自身が気にしているようであれば、 小児科等の専門機関に相談してみましょう。
********************************************************************************************************
当教室では
・じっとしていられない
・こだわりが強い
・感情の調整が難しい
・人の気持ちを読むことが難しい
・お友達とのトラブルが多い
・言葉の遅れを感じる
・抽象的な表現が苦手
・発達に心配がある
・不器用
・視線が合わない
・幼稚園、保育園、小学校への就学が不安だ
などの保護者の方々・お子さんの困り感をサポートいたします。
※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育が受けられます。
まずは市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※児童発達支援事業は、放課後等デイサービス(放デイ)と同じく障害児通所支援事業に属する療育施設であり、「児発」などの略称で呼ばれる場合もあります。
児童発達支援事業所 STELLA KID 鶴ヶ峰教室のホームページはこちら
→https://www.stellakid.com
一般社団法人KID-Gのホームページはこちら
→http://www.kid-g.com/
住所:横浜市旭区白根5−10−1 AOKIYA BLD 1階
指しゃぶりや爪を噛むのが直らない
雑記
20/06/18 15:56