思春期なると、立ち歩いたり突然周りの人に話しかけたりといった、幼児期や小学生時代に目立っていたADHDの特性による行動は落ち着いてくることが多いようです。
しかし、
・親・教師への強い反抗
・友人とうまく付き合えず、トラブルになることが多い
・ルールに従うことができない
などの行動がみられることがあります。
また、学習障害(LD)などの発達障害との合併症状が目立ってくることがあります。ADHDの症状がみられる人は他の発達障害を合併している可能性もありますので、よくチェックして疑いがある場合には診断を受けてみましょう。
思春期になると、他人と自分を比べて悩みやすくなります。ADHDのある子どもも例外ではありません。完璧主義の傾向が強いと“できないこと”に過敏になることもありますので、他人にはできて自分ができないことにコンプレックスを感じてしまいがちです。
コンプレックスから次の行動につながる場合があります。
・勉強への意欲の低下、学力の低下が著しくなる
・やる気がなく投げやりな態度
・自分の世界に引きこもりがちになる場合もある
自分の障害を受け止めることができず、薬の服用を避けたり量を自己判断で変えてしまうことがあります。思春期の不安定な気持ちに寄り添いながら、家族が上手にサポートしましょう。
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21/08/08 13:29