みなさん、こんばんは!
ナーシングプラス有松校です☺
さてさて毎週金曜日は、【感覚のピラミッド】についてお話をさせてもらっています!
今週は【両側統合】についてお話をしていきますね♪
両側統合とは、身体の右側と左側が自然に動かせることです。
例えば、行進をするときに、右足と右手が一緒に出てしまい、
上手に歩けない子や、右手と左手で違う動きができない子、手の動きだけではなく、
黒板を見ながら、板書ができないなど様々な行動に現れてきます。
そんな行動には、名前がついていて【発達性協調運動障害】という障害があります。
その障害がある子どもは、
・ミルクを飲むときにむせやすい
・寝返りがうまくできない
・ハイハイがぎこちない
など、乳児のうちからその兆候は現れてきます。
保育所や幼稚園に通うような幼児期には、
・階段の昇り降りが苦手
・はさみがうまく使えない
・着替えが遅い、難しい
など、さまざまな形で症状が現れます。
人間の体はもともと体幹の大きな筋肉から発達していきます。
その後手足、指先、眼球運動などの小さな筋肉が発達し、
細かい運動や左右を上手に使う協調運動がスムーズにできるようになります。
つまり・・・体幹がしっかり発達していないと細かい運動に支障をきたしてしまいます。
そのようなお子さんには、小学校にあがるまでは、
できるだけ体をつかった遊びや感覚統合の体操をすることがおすすめです。
細かい運動の微細運動は、これからの支援次第で発達を促進させることが可能です。
ここで2つの大切なことを紹介しますね!
まず1つ目は、細やかなレベルでの目と手の協働を促進させることが挙げられます。子どもの好きな玩具や教材などを使用して、手元や教材をよく見て、
手を動かしてみるというのが一連の動作になります。
プラモデル作りや、あるいはゲームなどでも、微細運動は養われる可能性があります。
また、日常生活で用いる道具を使って練習するというのが2つ目の視点です。
箸やスプーンなどを用いた食事の場面、鉛筆やはさみなどを用いた学習の場面、
ボタンをかけたりファスナーを上げ下げしたりするような衣服の着脱の場面などで、
必要な動作を習得することが可能になります。
ナーシングプラスでは、自立課題を通して
微細運動ができるように練習しています。
洗濯ばさみを使って指先のつまむ力をトレーニングしたり、
布を巻いたり、ボタン止めなどお子さまにあった課題を作成しています。
何か心配なことや、ひとつでも当てはまることがありましたら
ぜひナーシングプラスまでお問い合わせください!
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両側統合について♪
教室の毎日
21/08/28 01:31