こんにちは！
LITALICOジュニア仙台五橋教室です。
金木犀の香りが漂う季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか？

本日は、2022/8/1の記事でもご紹介した『個別支援計画』の例を、新たに2つご紹介します。

～『個別支援計画』って何？～
児童発達支援サービスではLITALICOジュニアだけに関わらず、お子さま1人1人に『個別支援計画』という、指導の指標となる計画表を作成します。
個別支援計画ではお子さまが１年後・半年後にどういうことができるようになっていると良いのか、指導でのお子さまの様子のアセスメント結果や保護者さまからのヒアリングに基づいて目標を立てていきます。
そして細かく目標のステップを分け、１つずつ丁寧にアプローチしていくことで着実にスキルを獲得していきます。

～個別支援計画の例～
【①意思や疑問の表出・伝達】
1年後の目標：
相手にわかりやすく拒否を伝えることができ、嫌なことがあった時にクールダウンすることができる。

半年後の目標：
嫌なことが思い通りにいかないことがあった時、落ち着いて自分の気持ちと理由を伝えることができる。

ステップ：
①否定の気持ちを落ち着いて言葉で伝えることができる。(例：いや/やめて/やりたくない/わからない)
②否定の気持ちを落ち着いて言葉で伝えることができ、選択肢ありで理由を説明することができる。(例：初めてだから/難しいから/怖いから)
③否定の気持ちを落ち着いて言葉で伝えることができ、自立で理由を説明することができる。

【②他者の受容】
1年後の目標：困っている人やいやがっている人の気持ちを汲み取り、適切に働きかけることができる。

半年後の目標：困っている友だちを見て、促されて適切に働きかけることができる。

ステップ：
①困っている友だちがいる時に、指導員に「〇〇ちゃんが困ってるよ。△△して」と指示されて手伝うことができる。
②困っている友だちがいる時に、指導員に「〇〇ちゃんが困ってるよ。どうする？」と聞かれて、適切な働きかけを答えることができる。
③困っている友だちがいる時に、指導員に「〇〇ちゃんが困ってるよ。」と言われて、適切に働きかけることができる。

これらのステップを①から順に継続的に実施し、進捗に合わせて時に修正しながら１つずつクリアしていくことでお子さま・ご家庭のお困りの解消や生活のしやすさを目指していきます。

LITALICOジュニア仙台五橋教室では、スタッフ一同、お子さまやご家族が快適に過ごせるよう努めています。
気になることがあれば、小さなことでも気軽に相談してくださいね！

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