こんにちは、児童発達支援ikikataです。
今日は、さまざまな活動に参加するために必要な「はじまりとおわり」の力について話します。
いつも、私たちが日常的に行っていることには「はじまりとおわり」があります。そのため日常で行っている会話の中では、「今から相手の人の話が始まるぞ!」「もうすぐ終わるぞ!」と意識をしなくても、会話の中で情報をうまく受け取り、その中で必要なことを取りだすことができます。
しかし「はじまりとおわり」を自分で情報キャッチすることが難しいこどもたちは、自分以外の“外の世界のわかりにくさ”につながっています。「はじまりとおわり」がわかるようになると、意欲的に活動へ参加しようとしたり、目的をもって動くことができるようになってきます。
「はじまりとおわり」にはさまざまなポイントがあるため、今回はそのうちの一つについて、お話します。
◎固有覚、触覚で受容する「はじまりとおわり」
1番わかりやすい「はじまりとおわり」は固有覚、触覚で理解できるものです。例えば、ふれあい遊びの中で「いくよ〜!」、「はい、おわり!!」とはじまりとおわりのメリハリをつけて遊びます。また、当事業所では大きいふかふかマットに向かって、大人と一緒に飛び込みます。「せーの!!」の声かけで走り出し、大人と一緒にマット向かって、飛び込み、マットに倒れる感覚で「おわり!!」 と、お子さんがわかりやすく、「楽しい!!!」と思えるように、声かけや環境設定を行います。
児童発達支援ikikataでは、繰り返し練習する、頑張って療育をするのではなく、目標にしている姿に向けて、1人1人のお子さんが必要な要素を考えて、活動を提供しています。また、その活動内容はお子さんが楽しいと感じる遊びの中で療育を行います。
1度見学へ来て、お子さんのことについて一緒に話しませんか。
作業療法士、幼稚園・特別支援学校教諭、保育士等、さまざまな経験をしてきたスタッフがお待ちしております。
はじまりとおわりについて①
教室の毎日
23/10/16 12:51