こんにちは
都筑区放課後等デイサービスFORTUNAの職員Hです。
FORTUNAでは、活動の時間だけでなく学習の時間や自由時間など、時間で区切って過ごしてもらっています。開所したての頃は離席をしてしまう子も何人かおりましたが、今ではそのような子はほとんど見られず、しっかりと決められた時間に決められたことをして過ごすことができています。
以前までは枠の中に文字を書くことが難しいと言っていた子も、徐々に枠に収まって書けるようになってきました。子どもの成長を見ていると、「やってきて間違っていなかった」と思います。
その子だけでなく、子ども達にとって難しいと感じる課題は様々です。
年長さんが小学校に入学すると、ひらがな、カタカナなどの文字を書く機会が増えていきます。しかし、子ども達の中には「書く文字が乱れてしまう」「書くことに時間がかかる」といった書字に対する困難があります。
突然ですが、学習障害(LD)という言葉をご存じでしょうか。
学習障害は学習に大きな遅れはないにも関わらず、「読む」「書く」「計算する」など、特定の学習だけに大きな苦手さがあることを言います。
学習障害は文字を書くことが難しい「書字表出障害」や、計算することが難しい「算数障害」、文字を読むことが難しい「読字障害」の3つに分類されます。
今回は「書字表出障害」についてお話したいと思います。
書字表出障害とは、先述した通り、知的発達に大きな遅れがなくても、文字を書くことに著しい困難がみられることです。
例えば、言葉の意味を理解していても、文字の形を思い出せなかったり、頭の中で考えたことを文章として書き表すことが難しかったりします。
これは練習不足や努力不足ではなく、文字を書くために必要な認知機能の働き方が関係している場合があります。
「書字障害のある子どもに見られる特徴」
書字に困難さのある子どもには、いくつかの特徴があります。
・文字の大きさや形が不揃いになる
・「め」と「ぬ」など、似た文字を書き間違える
・漢字の一部分が抜けてしまう
・マス目や罫線に沿って書くことが難しい
・黒板の文字を書き写すことに時間がかかる
しかし、これらの特徴があるからといって、必ずしも書字障害であるとは限りません。
「文字を書くために必要な能力」
文字を書くことには、文字の形や線の位置、方向などを正しく捉える力である「視覚認知能力」や、目で確認した情報に合わせて、手や指を適切に動かす「視覚運動協応能力」、文字の形や書く内容などを一時的に覚えながら作業する「ワーキングメモリ」などの能力が関係しています。
これらの能力は書字に関係しますが、どの部分に難しさがあるかは子どもによって異なります。
「書字が苦手な子どもへの支援方法」
書字に困難さがある子どもには、苦手な部分に合わせた支援が大切です。
例えば、文字の形を捉えることが苦手な場合は、文字を大きく提示したり、書き順を色分けしたりする方法があります。
また、手先の操作が苦手な場合は、迷路や点つなぎ、なぞり書きなどを取り入れることで、目と手を連動させる経験を増やすことができます。書くこと自体の負担が大きい場合には、書く量を減らすことも必要になる時があります。
「おわりに」
書字に困難さがある子どもに対して大切なのは、繰り返し書く練習をさせることだけではありません。
「なぜ書くことが難しいのか」「どのような方法なら取り組みやすいのか」を理解し、それぞれに合った支援を行うことが重要です。
子どもたちが「書けた!」「できた!」という成功体験を積み重ね、自信を持って学習に取り組めるよう、日々の支援を大切にしていきたいと思います。
次回のブログも是非ご覧ください。
都筑区放課後等デイサービスFORTUNAの職員Hです。
FORTUNAでは、活動の時間だけでなく学習の時間や自由時間など、時間で区切って過ごしてもらっています。開所したての頃は離席をしてしまう子も何人かおりましたが、今ではそのような子はほとんど見られず、しっかりと決められた時間に決められたことをして過ごすことができています。
以前までは枠の中に文字を書くことが難しいと言っていた子も、徐々に枠に収まって書けるようになってきました。子どもの成長を見ていると、「やってきて間違っていなかった」と思います。
その子だけでなく、子ども達にとって難しいと感じる課題は様々です。
年長さんが小学校に入学すると、ひらがな、カタカナなどの文字を書く機会が増えていきます。しかし、子ども達の中には「書く文字が乱れてしまう」「書くことに時間がかかる」といった書字に対する困難があります。
突然ですが、学習障害(LD)という言葉をご存じでしょうか。
学習障害は学習に大きな遅れはないにも関わらず、「読む」「書く」「計算する」など、特定の学習だけに大きな苦手さがあることを言います。
学習障害は文字を書くことが難しい「書字表出障害」や、計算することが難しい「算数障害」、文字を読むことが難しい「読字障害」の3つに分類されます。
今回は「書字表出障害」についてお話したいと思います。
書字表出障害とは、先述した通り、知的発達に大きな遅れがなくても、文字を書くことに著しい困難がみられることです。
例えば、言葉の意味を理解していても、文字の形を思い出せなかったり、頭の中で考えたことを文章として書き表すことが難しかったりします。
これは練習不足や努力不足ではなく、文字を書くために必要な認知機能の働き方が関係している場合があります。
「書字障害のある子どもに見られる特徴」
書字に困難さのある子どもには、いくつかの特徴があります。
・文字の大きさや形が不揃いになる
・「め」と「ぬ」など、似た文字を書き間違える
・漢字の一部分が抜けてしまう
・マス目や罫線に沿って書くことが難しい
・黒板の文字を書き写すことに時間がかかる
しかし、これらの特徴があるからといって、必ずしも書字障害であるとは限りません。
「文字を書くために必要な能力」
文字を書くことには、文字の形や線の位置、方向などを正しく捉える力である「視覚認知能力」や、目で確認した情報に合わせて、手や指を適切に動かす「視覚運動協応能力」、文字の形や書く内容などを一時的に覚えながら作業する「ワーキングメモリ」などの能力が関係しています。
これらの能力は書字に関係しますが、どの部分に難しさがあるかは子どもによって異なります。
「書字が苦手な子どもへの支援方法」
書字に困難さがある子どもには、苦手な部分に合わせた支援が大切です。
例えば、文字の形を捉えることが苦手な場合は、文字を大きく提示したり、書き順を色分けしたりする方法があります。
また、手先の操作が苦手な場合は、迷路や点つなぎ、なぞり書きなどを取り入れることで、目と手を連動させる経験を増やすことができます。書くこと自体の負担が大きい場合には、書く量を減らすことも必要になる時があります。
「おわりに」
書字に困難さがある子どもに対して大切なのは、繰り返し書く練習をさせることだけではありません。
「なぜ書くことが難しいのか」「どのような方法なら取り組みやすいのか」を理解し、それぞれに合った支援を行うことが重要です。
子どもたちが「書けた!」「できた!」という成功体験を積み重ね、自信を持って学習に取り組めるよう、日々の支援を大切にしていきたいと思います。
次回のブログも是非ご覧ください。