こんにちは。都筑区放課後等デイサービス FORTUNAです。
<発達性協調運動障害の別名をDCDといいます。これからはDCDという書き方をします>
学童期の運動発達においての基本からお話します。
普通、学童期は小学校入学から卒業までの6歳~12歳のことをいいます。この学童期は「人格の基礎が形成される幼児期と2次性徴が現れ、身体的変化とともに親から精神的に離れ自立し、自己を確立していく思春期の間に位置し、一般的には、情緒的に安定し、外部の世界への関心や好奇心を高める時期」と言われています。また、幼児期に培ったものを思春期につなげるための重要な時期でもあります。
また、学童期は集団生活の中で人間関係を拡げながら、さまざまな体験を積み重ね、自分の役割を認識し、思いやりや豊かな心を育てるとともに、多様な知識や基礎的な体力を身につける時期でもある。遊びを中心とした日常生活での活動や地域行事への参加など、さまざまな体験を積み重ね、学校における友だちを中心とした集団や異年齢との関わりの中から、より良い人間関係を形成する力を身につけ、友だちを思いやる心を養うことが必要です。
また、基礎的な学力や体力、基本的生活習慣、規範意識を身につけ、家庭や学校等においての役割を積極的に担っていくことや将来への夢を持つことが必要になってきます。
この学童期の運動発達段階においては、基本的な運動の段階の習熟期(6~7歳)専門的な運動の段階への移行期(7~10歳)、応用期(11~13歳)に分類されます。
すなわち、学童期にあたる6~12歳は、基本的な運動技能習得の段階から、専門的な運動を応用していく時期にあたり、その後の生涯を通じた運動や運動やスポーツに活用できる身体能力を育成するための重要な時期といえます。
ただし、学童期の運動発達の育成には、幼児期の基礎的運動能力の習得がされているという前提が必要です。
生涯にわたって実施するスポーツ種目や身体活動の基礎となる運動技能は、定型発達児においては、小学校に就学するまでにほぼ習得されると言われています。
少し前にお話ししたスキャモンの発育曲線の神経系の発達からみてもわかります。
都筑区放デイサービス FORTUNA 運動・心理担当
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都筑区放デイサービス FORTUNA DCDの評価(学童期)
研修会・講演会
22/02/03 15:20