こんばんは! 都筑区放課後等デイサービス FORTUNAです。
DCDの子どもは、幼児期から暦年齢や知的能力に比べて、協調運動を必要とする日常生活動作が著しく劣る状態にあります。
養育環境に問題がなくかつ知的水準もほぼ正常でありながら「不器用さ」が目立ち、全身運動のぎごちなさや、手先の巧緻性の困難さなどがみられます。特に学童期では、体育だけではなく、他の教科の授業や学校生活など様々な場面での困難さが見られる場合もあります。
その結果、学校生活全般において、成功体験がなかなか得られずにチャレンジしていく意欲をなくしてしまうかもしれません。
元小学校教員としての視点からの「運動面で気になる子ども」の実例を挙げてみましょう。
粗大運動では、「姿勢が崩れやすい」「長縄跳びでタイミング良く入れない」「狙ったところにボールを投げられない」「ボールを捕球できない」「ドッジボールですぐにあたる」「動きがぎこちない」でありました。
また、低学年では「縄跳びができない」「転びやすい」「短距離走で加速できない」「力が弱くてふにゃふにゃしてしまう」などがありました。
この状態のこどもたちが、体育や運動遊びの場面では、上手くいかなかったり失敗することが多くなります。鬼ごっこではすぐに捕まって鬼になり、鬼になれば仲間を捕まえられずずっと鬼のままで面白くなかったり、縄跳び、鉄棒、などの器械運動も苦手で練習をしても、上達が遅くじしんをなくしてしまうこともありますし、野球、サッカーなどの集団スポーツでは、仲間とうまくいかず、疎外感を感じてしまうこともあるでしょう。
その結果、DCDの子どもたちは運動嫌い、体育嫌いになってしまいます。本来楽しいはずの、身体を動かして遊ぶことが苦痛になってしまうのです。
都筑区放課後等デイサービス FORTUNA 心理、運動担当
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都筑区放デイ FORTUNA 運動面で気になる子どもたち
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22/02/05 02:05