今月のペアトレは、ABA(応用行動分析) です。
5月が感覚統合だったので最近、感覚統合がブログに多く登場しましたが、
こぱんはうすさくら佐賀の療育は応用行動分析が多用されています。
応用行動分析とは何か?
簡単に伝えると、支援の方向を適切な方向に導く仕組みです。
【行動の起こり→行動→結果】を、分析して問題の原因を探ります。(ABC分析)
結果に問題があるので困る状況が生まれます。行動を置き換える(させる)事で問題を解決する方法がABA(応用行動分析)です。
分かりにくいですねぇ。
簡単に言えば、わがままを言って時間が無くなると困るのは遊び時間が無くなるこども自身です。
上手く自分との折り合いを付けて、楽しく遊べれば本人が楽しく過ごせます。
療育の基本は、行動の置き換えです。
問題行動を否定するのではなく、より良い方法に置き換える事がお互いが楽に過ごせる道になります。
こぱんはうす佐賀では、実践可能なペアトレ。
もう一つ進んだ内容を行います。
『宿題を嫌いなのはなぜでしょうか?』
面倒くさい、わからないから、他にやりたい事がある。
様々な要因はありますが、みんな宿題がなんとなく嫌いです。
この「なんとなく」を、考えるのがこぱんはうすさくら佐賀の特徴です。
なぜ宿題が嫌いか?答えは、宿題に関わる事象にはネガティブが付きまとうからです。
例えば、目の前でゴキブリを掴んだ手で握手を求められたら。
きちんと手を洗った事を確認していても、何か不快感が残ります。
人間は、論理性だけではなく印象や感情でも物事を認識しています。
あなたの行動でお子さんが宿題が好き。勉強が好きになります。
みなさん。こどもに宿題をさせる為に、怒ったり叱ったりしていませんか?
100回怒られると、宿題の印象は悪いイメージで定着します。
100回褒めると、宿題の印象は良いイメージで固定されます。
【行動の起こり→行動→結果】で、言い換えると。
宿題を自分で楽しんで行って欲しい。のであれば、
あなたの行動は、
①宿題をしていないこどもを怒る
②宿題をしているこどもをほめる
どちらでしょうか?
良い結果を導く為には、②が良いと思います。
でも、宿題をする・しないは、こども次第でしょう?と、よく言われます。
宿題をする方向に行動を促す。自分の行動を制御して怒る・叱る場面を回避する。そのコツを研修の中で学びましょう。
ABA(応用行動分析)は、行動の分析です。
こどもの行動心理を理解するには、膨大な情報や知識が必要です。
なので、こぱんはうすさくら佐賀では、まず自分自身の行動を分析する事をオススメしています。
相手を褒めるには、自分の「なんとなくの行動」を「結果を考えて制御した行動」に変えていく必要があります。
そのコツや、制御の方法を今回のペアトレではお話しします。
この話をする時に、「宿題嫌いは、親が怒る・叱るからです。怒っていませんか?」と、言うと90%以上の方が苦笑いをします。
親が宿題で怒る事は悪い事ではありません。
ですが、もっと良い方法やもっと良い未来へ繋がる関わり方があります。
わかりやすく、楽しい研修を用意しています。
日にちによっては、まだ席が空いていますのでお問い合わせください。
7月28日は、メートプラザにて勉強会を行います。
内容は【感覚統合】についてです。
こちらは利用者のみならず、外部の支援員さんや保育士さん、学校関係者、療育に興味がある方誰でも参加出来ます。
5月に好評だった感覚統合は、保育や支援、育児で知っていると役に立つ知識です。
合わせてご検討下さい。
こぱんはうすさくら佐賀
★こども発達勉強会★
2024年7月28日(日曜日)
[時間]9:30~11:30
[場所]メートプラザ佐賀 1階多目的室
☆勉強会申込はこちら
TEL:0952-38-5526
✉:copan.sakura.kanri@gmail.com
7月のペアトレについて🌸ABAとは?~応用行動分析~
研修会・講演会
24/07/13 17:33