私たちの日常生活は視覚情報に大きく依存しています。
子どもたちが本を読んだり、
テレビを見たり、ブロックを組み立てたり、
ゲームで遊ぶ際の活動など、
そのほとんどが視覚情報なしには成り立ちません。
視覚受容器という特殊なさいぼうで、
空間の中で物がどのような形や色、
動きをしているかの情報を提供し、
さまざまな感覚と協働して、
私たちが空間の中でうまく動いたり、
動くものをとらえたりすることができています👀
また視覚情報は、
普段の生活では字を読むなどの
識別的な処理によく使われるように思われがちですが、
視覚情報のスピードや明るさ、
色などの情報の一部はより無意識のレベルで処理されて、
私たちの感情の気分、覚醒にも影響を与えています😄
例えば、
パステルカラーのような落ち着いた色の壁紙の部屋と、
赤や黄色、青などコントラストの強い遊具が
並んでいる部屋では、気分や集中力も違ってくるでしょう!
視覚情報が処理される過程には大きくわけて
2つのシステムがあります。
「何システム」どんな物体かを見極めるときに働く。
「どこシステム」自分と物や、物と物同士の位置関係や方向を認知するために働く。
この2つは並行して働きますが、
それぞれ様々な感覚と統合されます!
これらの能力が不十分だと、
空間認知(形や方向、位置関係の識別)の困難や
文字を読むことの困難さがみられることがあります。
【視覚情報🧐】
教室の毎日
23/07/05 17:52