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【送迎あり】 こぱんはうすさくら 札幌太平教室のブログ一覧

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【前の児童デイサービスで学び、感じたこと】

教室の毎日
・ちょうど1年前に、前の児童デイサービスの業務日報に書いた【気づき】です。

・10月がスタートしましたが、「□□□」(児童デイの名称)のフォーメーション、システム、ルールが、徐々に子どもたちの心や行動に住み着き始めていることが感じられます。
・まだまだ、なかなか手がかかり、逐次の指示、注意が必要だったりしますが、職員の話を聞く時の姿勢、態度、帰りの会での体形(輪を作り、ランドセル等を側に置く等)が出来てきています。
・僕は、なるべく輪の中に一緒に入るようにし、なかなか入れない子や途中で脱走したりする子の対応係をすることが多いのですが、できるだけ、その子の隣に座ったり、時に、胡坐の中に入れて、若干身柄を拘束?したりもしますが、以前のように強い抵抗を示すことは少なくなり、人の指示や期待に応えようとする姿勢が感じられるようになってきています。
・ただ、すぐに姿勢が崩れたり、おしゃべりを始めたり、話す人の方を見ないことがあったりしますが、その際はなるべく即座に注意し、望ましい行動伝えています。そして、出来た時は、すかさず誉めるようにしています。
・これからも、このことを繰り返していくことになると思いますが、以前は、言われても聞こえないかのように無反応だったのが、ハッと気が付いて、姿勢を正す子も増えてきています。
・誰でも、自分の行動が注目され、そして、誉められることはうれしいものです。
・「□□□」では、注目を惹こうとあえて禁止行為をする子もまだまだいます。
・そういった子に、愛情をもって、ねちっこく、しぶとく関り続けたいと思います。
※「僕はあなたのことが好きだし。大切だと思っているから、いっぱい楽しく遊ぶけど、やってはいけないことはきちんと注意するし、守らなければいけないことは、何度も何度も言い続けるから」
※「これからあなたらしく、人との関りや社会の中で生きていくためには、守らなければいけないルールや約束がいろいろあるから、それをきちんと教えたいし、そして、その上で、あなたの無限の可能性を拓いていきたいと思っているよ」

★児童精神科医の田中康雄Dr.は、ある講演で、こんなふうにおっしゃっていました。
「虐待やDVなどの不適切な養育(マルトリートメント)を受けて施設に入所した子どもたちや大人の人たちを守るためには、施設として、時には、外出禁止しなければいけないこともあリます。これは、入所している人にとっては制約ですが、その人を守る機能はそれしかなく、それを分かってもらう努力が必要です。」
「水は、コップの中に入れないと、地面に落ちて形がなくなってしまうように、その形を守るためには、コップのような一定のの枠組みが必要です。」
※「違う所では、違うコップに入れたらいいけど、『ここでは、ここのルールを守ること(コップに入ること)が大切(だということを伝えていく必要があります。」

※「□□□」を立ち上げた社長は、「子どもたちは青い空のように無限の可能性を持っている。その可能性を拓いてあげるのが、児童デイの役割だ」と言っています。
僕もそのとおりだと思います。

※しかし、その可能性を拓くためには、守らなければいけないマナーやルールがあリます。
※アナログ社会からデジタル社会に変わったとは言え、社会は意外と古風なままです。
文化があり、しきたりがあります。
特に日本文化は、「和を持って貴しとなす」というところや、自分を主張するよりも、人に尽くすことや、譲ること、時に、本音を隠すこと、礼儀正しさなどを美徳とするところがあります。
・しかし、発達障害などの特性を持つ子どもたちは、感じたこと、思ったことなどをそのまま言葉に出し、行動に現すところがあります。
・また、暗黙のルールを理解しにくいところがあります。
・そしてそのため、素敵な才能や能力を持っていても、周りからマイナスに評価されたり、否定され、非難されたりしやすく、そのことで、自己不全感を強め、「僕(私を)はこれでいいんだ」という自己肯定感をどんどんなくしていきます。
・そして、チック、自傷行為、暴言、暴力などの
行動が現れてきます。
・虐待などによる愛着障害が基礎にあると、さらにこの傾向が強まります。

※したがって、子どもたちが、社会で自分の可能性を開くためには、そのルールを身に付ける必要があります。
※僕は、子どもたちに、
「『□□□』の先生たちと一緒にたくさん遊び、いろいろ学び、空に大きく羽ばたいていこう」
というメッセージを常に発しながら、これからも子ども達に関わり続けていきたいと思っています。 ◇但田たかゆき
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