・またまた、今年3月まで勤務していた児童デイサービスでのエピソードで、ごめんなさい。
・その日も、時間を見て、事務処理を行おうと思っていましたが、Kくん、Rちゃん、K太くんなどが、次々と僕に近寄ってきて、おんぶ、だっこをせがんできます。
・「ごめん。ただ先生は、今やならなきゃいけない仕事があるから、今は、我慢してくれるかな?」と頼むと、一旦は離れますが、また、すぐに事務室の僕に声をかけてきたりします。
・また、小6のKくんは、僕の足に自分の足をからめて、なかなかそれをほどこうとしません。
・帰りの会が終わり、僕がしゃがんでいると、今度は、普段おとなしいKすけくん(小2)が僕におぶさってきます。
・僕は、小さい頃、親と遊んだ思い出はあまりませんが、
ただ、人口8千人ほどの山の麓にある田舎町から人口15万人の大きな街に遊びに行った時、父親の背中におぶさって、とても心地よかったことは、今もはっきり覚えています。
・父の背中の大きさ、あったかさ、そして、歩いている時の振動がとても心地良かった記憶があります。
・僕は、子ども達にとって、暖かな大きな背中になれればと思っています。
・子ども達をおぶって、同じ方向を見て、一緒に歩いていきたいと思っています。
・そして、今日の帰りの送迎のとき、車の中で眠ってしまった小2のYくんをおぶって玄関まで届けています。
◆但田たかゆき
【おんぶ】【父の背中の温かさ】
教室の毎日
22/12/20 23:09