【10/6㈮スタッフ会議】&【カンファレンス】
※10月6日㈮の午前中は、児童発達支援の部屋でスタッフ会議を行っています。
スタッフ(常勤、パート、アルバイト)が10名が集まって、色んな事を話し合っています。
①【視覚的支援】
・子どもたちに、その日の
「利用児童」
「担当スタッフ」
「療育プログラムのタイムテーブル」
「送迎の車とメンバー」
を伝えるために、
・「話し言葉」での説明にプラスして、「イラスト」、「顔写真」、「アナログ時計」、「書き言葉」などの【視覚的支援】をもっと多く取り入れようと話し合い、決定しています。
②【幼児さん(児発)の午睡について】
・こぱんはうすさくら札幌太平教室は、児童発達支援の幼児さんの登録が18人と多く、その内、
・1歳児が5人、
・2歳児が2人、
・3歳児が2人、
・4歳児が5人、
・5歳児が4人
となっています。
※その内、朝から夕方まで《ロング》で利用されている幼児さんが13人と多く、
※お昼寝(午睡)が必要な子は、基本的にロング利用の子全てと、お昼を食べてすぐに来所する子です。
・曜日によっては、6〜7人の幼児さんを寝かせなければいけないときがあります。
・比較的スムーズに午睡に入っていく子も何人かいますが、その日の体調や心の状態、周りの環境などに影響されやすい子が多く、時には、抱っこ、添い寝、オンブ、お散歩をなどを1時間以上行っても寝ない日があったりします。
・午睡の開始時間が遅れると、午後の会の始まりが後ろにずれ込むなど、療育プログラムの実施にも影響が出ます。
というのも、札幌太平教室には、午睡専用の部屋はなく、児童発達支援の療育の部屋で午睡しているため、午後の療育開始は、基本的には午睡が終わってからになります。
・そのため、
「午睡への導入(努力)は30分の時間制限を設けては?」
「『午睡は絶対させてください』という要望があるケース以外については、午睡させなくてもいいのでは?」
「時間がかかっても、できれば午睡させてあげたい」
など、様々な意見が出されました。
※僕(但田)から、スタッフには、こんなふうなメッセージを伝えています。
※「こぱんはうすさくら札幌太平教室の療育についての基本的な考え方は、
田中康雄Dr.がある著書の中で言われているように、
「『療育』とは、障害のあるお子さんや、その可能性のあるお子さんに対して、個々の発達状態や特性に応じて、ていねいに子育てすることです。」となっています。
※ですから、午睡についても、お子さんの個々の発達状態や特性に応じて、ていねいに対応していく必要があります。
※年長さんは無理に寝かせる必要はありませんが、年中さんよりも下の年齢の子については、
体力的なこともあり、できるだけ多くお昼寝できるように努力しましょう。
※視覚的刺激(光、映像)や聴覚的刺激(音、声)などの環境調整も工夫しましょう。
※1日の生活のリズムを作ってあげること、そのために配慮を行うことも「療育」です。
以上が、スタッフ会議で話されたことの一部です。
★これからも保護者の方のご意見やご希望などに耳を傾けながら、こぱんの療育を造っていきたいと思っています。
どうぞ宜しくお願いします。
◆但田たかゆき
【10/6㈮スタッフ会議】&【カンファレンス】
教室の毎日
23/10/10 23:05