こんにちは、言語聴覚士の丸山です。
今回の活動では、児童指導員の仲前先生にお願いして2チームに分かれ、小さい子チームは「数字色タッチ！」を、大きい子チームは「耳トレ」を行いました。
「数字色タッチ」は数字や平仮名、色などが書かれたパネルを壁に貼り、提示されたものを探して素早くタッチする活動です。
色や文字、数の理解はもちろん、集中して聞く練習や跳躍性眼球運動などの練習にもなる課題です。
皆先生の言葉を聞き逃さない様集中して聞き、バンバンパネルをタッチしてくれました。
ちなみに、以前高学年の子達と行った際には「3 × 2」や「1青3う」など、暗算してもらったり複数提示し覚えてもらったりなどして難易度を上げて行いました。処理能力や短期記憶の練習にもなり、やり方によって幅広く行える課題です。
「耳トレ」はさらに2チームに分かれ、3文字言葉をそれぞれ一文字ずつ担当し、同時に言って相手チームは何と言ったかを当てる課題です。チームで何を言うかを考えてもらったり、大きめの声で言って相手チームを惑わしたりなど、戦略性も大事です。
大人でも意外と何と言ってるか分かり辛く、当てる側のチームは真剣になって耳を傾けてくれました。集中して聞く練習はもちろん、音韻の意識や協調性、チームワークが重要な課題です。
皆さんもぜひ試してみてください！