私たちが大切にしているのは、「考える」を育む療育です。ヨガ✖️療育とは、もちろん運動アプローチで感覚統合力の向上を養うのですが、重要なのは「そこに哲学があること」です。
そしてまたヨガトレ®︎は、ヨガで得た気づきを行動に変える力にしていくことを目的としています。
感性と感覚を磨くことの重要性も、子供たちが今だからこそ積み上げることができるセンスの土台を構築し、この先の人生に活かせる力になればと思っています。
先月は18日と19日にプチセミナーを無料開催させていただき、私たちの療育姿勢や、体づくりと脳の仕組みなど、保護者様との勉強会も行いました🎵
そこでもお話させてもらったのですが、
現代の問題点として、できるorできない・やるorやらないなどと言った、両極の判断基準が増え、その間にある段階を経るという経験が著しく不足しています。
私たちは、子ども一人ひとりの現状把握に注力を注ぎ、目標に向けて、現在はどの段階であるのか?そのためにはまず何が必要なのか?を常に朝会・夕会で話します。
「この特性にはこのアプローチ」のような方法では決して不可能な、根本的な部分の調整を意図しているため、なかなかご理解いただくのが難しい部分ではあるため、毎日の送迎時に保護者様と報告を通して会話し、双方の理解を深めています。
決して自由な療育をしているわけでも、なんでも経験だからさせるとしているのではなく、常に危機管理を徹底し、施設には24時間カメラも付けているため、状況説明も真実が常に現れる状態になっている分、職員たちも状況把握と十分な対応ができる配置を常に徹底しています。
ここでも取り違えて欲しくないことは、
"カメラがあるから"ではなく、私たちにとっての普通は、そこにあるということ。
私たちのベーシックスタンスは、子どもの安心安全を守ることからにあり、その上で、一つ一つの取り組みを重ねていくということにあります。
そもそも、姿勢改善の根本にある重要なポイントは「命を守る行動を取れる判断能力の育成」です。
姿勢が悪いと、自律神経に乱れが起き、危機回避・管理、反射反応、判断能力が鈍くなります。
そのことによって、守れるはずの命を守ることができない可能性が生まれます。
姿勢改善を、単なる外側の問題としてみているのではなく、"命を守る"を根底に、職員研修を行い、そのための行動を常に一人ひとりの職員が考えて動いています。
哲学思考は、これからの生きる力においても非常に重要視されることであると考えているため、私たちは、日々子どもたちと一緒に"考える"・"考え続ける"・"考えて行動する"を自分たちの中で更新し続ける努力をしています。
たくさんの療育施設がある中で、この理念と方針にご協力くださる保護者様がいて成り立つものであるので、日々保護者様には感謝の気持ちでいっぱいです。
私たちの療育
教室の毎日
23/11/01 15:34