ユリシスキッズTakabataの強みのひとつとして部屋の広さが挙げられますが、今回ご紹介するのもまた、そんなうちの強みを最大限に活かした運動遊びと言えます。
その名も「ビーチフラッグ」。ビーチフラッグとは、ライフセービングにおいてライフセーバーが行う、走力や反射神経を鍛えるためのスポーツです。フラッグを砂に一直線上に差して行われ、選手はフラッグから約20メートル程離れ、顔をフラッグと反対側に向けうつぶせに寝る。そして、合図とともに一目散に走ってフラッグを奪い合うというもの。
とまぁ、これをそのままやってもいいのですが、ユリシスではひと工夫。フラッグをカラーバトンに変更して行っています。
まず、赤と白のバトンをひとつずつセットし、1対1で対戦。10m程離れた場所からスターターの合図とともにバトンを取りに行くというもの。ここでのポイントは、スターターの合図を「色」で指示を出すというもの。
スターターが「白」と言えば、白を奪い合い、「赤」と言えば「赤」を奪い合います。時には「あ、あ、青!」や「し、し、シマウマ!」などとフェイントが入りゲーム性はさらに増します。
こうすることで、子どもたちの「聞く力」と「集中力」が鍛えられます。勝つためには、正確に聞き分けなければいけません。だから、子どもたちは自然と集中します。この運動遊びもまた、子ども受け抜群でした♪
そんな中、子どもたちからこんな提案が。「今度は、ぬいぐるみを使ってやりたい!」と。クマ、お姫様、アヒル、カボチャ、わんわん、計5種類のぬいぐるみを使ってゲーム性をアレンジ♪
すると指示役のスターターも、子どもたちから「やりたい!」との声が。嬉々として取り組む姿がありました。「トマト!にんじん!にゃんこ!キリン!アヒル!!!」と、独自のフェイントも飛び出すと、さらにヒートアップ。
こうなると、もう大人の出番はありません。完全に子どもたち主導で時間が流れていきます。そして、そのまま楽しくて仕方ないといった様子で、あっという間にタイムアップ。
遊びの要素が少なすぎても面白くないし、逆に多すぎてもグダグダになってしまう。そういう意味でこの「ビーチぬいぐるみ」は、我ながら絶妙なさじ加減じゃないでしょうか。
子どもの発想って、すごいなぁ~。
運動遊びvol.7/聞く力を育てるビーチフラッグ対決!
教室の毎日
23/06/23 22:04