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将来、人の役に立つ子に育つ魔法の言葉は「ありがとう」

教室の毎日
ユリシス・キッズTakabataには、現在下は3歳から上は10歳と幅広い年齢の子どもたちが通っています。

保育園では「縦割り保育(異年齢保育)」なんて言葉がありますが、ユリシスはまさにそうで、毎日のように異年齢の子どもたちが交わり互いに刺激を受け合っています。

先日、こんな光景を目にしました。小学1年生の女の子2人が、おやつ後に誰に指示にされた訳でもなく自発的にお皿を洗っていました。

聞けばお家でも度々やっているそうで、本人たちにとっては朝飯前といったところでしょうか。褒めると目を輝かせ嬉しそうにしていました。その様子を側からじっと見ていた3歳の女の子。

次の瞬間、小学1年生の女の子の1人が、3歳の女の子に向かって「〇〇ちゃん(その子の名前)もやる?」と声を掛けたのです。待ってましたとばかりに3歳の女の子は「やる〜」と即答!(写真はその時の様子)。

縦割り保育の良さってこういうところですよね。下の子は上の子の言動を見て真似したいと思う。一方、上の子は下の子を気遣い優しい言葉を掛ける。お互いの成長に繋がっています。

お手伝いの目的とは何かと考えたら、それは「人の役に立つ」ということに尽きます。

子どもたちが将来大人になった時、私はシンプルに「人の役に立つ」人であって欲しいなと思います。それは障害のあるなしに関わらず人として生きるためのベースのようなもの。

もちろんどんな方法で役に立つかは人それぞれだから、役に立ってるなと思ったら、それを周りの人がその人に伝えればいいと思う。「ありがとう」って。

だから私はそんな彼女たちに向かって「ありがとう」と伝えました。

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