直径約3mの円周を使った鬼ごっこ「逃走中」。鬼役(ハンター)と逃げる役に分かれ、制限時間20秒以内にハンターから逃げ切れば勝ちという、ルールは至って簡単な運動遊び。
これが、今、ユリシス・キッズTakabataの子どもたちに人気で、本日ご紹介するのはこの「逃走中」のアレンジ版「逃走中2」です。
直径約3mのサークルの円周上にカラーコーンを置き、ゴム紐を十字に張ります。サークル内に鬼役(ハンター)と逃げる役が入り、制限時間20秒以内にハンターから逃げ切れば勝ちというルールです。
「ゴム紐には電気が走っていて、引っ掛かるとビリビリするよ。ゴム紐には引っ掛からないようにね!」と、「逃走中2」ならではのルールを子どもたちに伝えます。
「逃走中」も結構な運動量でしたが、この「逃走中2」もなかなかで、20秒と短い時間ですが、終わると皆、汗だくで肩で息をする子たちが続出。めいっぱい発散している様子でした。
子どもってどうしてあんなに鬼ごっこが好きなんでしょう?いつの時代も子どもたちは逃げ回っていますよね。逃げるときのあのドキドキ、ハラハラ感。シンプルだけどとても奥が深い気がします。
ジャンプ力、判断力、瞬発力、相手に合わせて動く力、見る力、そして何より空間認知力の向上が、この「逃走中2」の狙いと言えます。
ゴム紐にひっかかるとビリビリするから、子どもたちはゴム紐に引っ掛からないよう、しっかりジャンプしなくてはいけない。それと同時にハンターの動きもしっかり見て逃げる。
つまり、ゴム紐の位置とハンターの動きを把握していないと逃げ切れない。夢中になって逃げれば逃げるほど、空間認知力はぐんぐん向上。
空間認知力を鍛えることで体のバランスが良くなり、転ぶことも少なくなる。危険予知能力が身につくというわけですね。絵や字も上手に描けるようになると言われています。
ルールのある中で子どもたちをいかに発散させるか?迷ったら「逃走中」「逃走中2」。最近はこれに頼り切りです♪
運動遊びvol.19/ゴム紐飛んで空間認知力UP「逃走中2」
教室の毎日
23/10/05 21:55