新学期が始まって早3週間。ようやく普段の生活にも慣れてきた頃ですが、それと同時に学校生活の疲れやストレスも少しずつ積み重なってくる頃でもあります。
子どもたちの中にはその傾向が顕著に現れる子もいて、冬休み中は落ち着いて過ごせていたのに、新学期が始まるとソワソワとどうも落ちつかない。気持ちがザワザワとざわめきスタッフへの当たりも強くなる。肩にも力が入り、何をやってもイライラ、、、
そんな状態では、こちらがいくら「楽しく体を動かそう!」と誘ったところで、まるで火に油を注ぐかのように「嫌だ!」とつっぱねられ大火傷を追うのは関の山です。
いくら運動療育を標榜しているからといって、こういう時でも運動を絶対にやらせるかと言えばそうではありません。決して無理に誘わず「やりたくなったらおいで」「みてるだけでもいいよ」そんな声かけをして、まずはその子の気持ちに寄り添うことを優先します。
大人でも疲れていて気持ちが乗らず、やりたくない時だってある。無理やり誘われても嫌なものは嫌だし、これがきっかけで運動自体を嫌になってしまうかもしれない。
ユリシスが大事にしているのは、何より子どもたちが楽しく取り組めるかどうか。楽しく体を動かすことが、その子ののびしろを伸ばすために必要だからです。
楽しそうに取り組むお友達を見て、「ちょっとやってみようかな、面白そうだな」と思ってもらえたらしめたもの。その瞬間の表情を見落とさず、「やってみる?」と優しく声かけするタイミングを大事にしています。
「運動したくない!」と主張する子への対応はどうしてる?
教室の毎日
24/01/24 20:26