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運動が苦手な子に運動療育は難しいって思ってませんか?

教室の毎日
こんにちは!保育士のたくまです。先日、ご見学の方からまたまたこんな質問を頂きました。



「運動が苦手ですが、大丈夫ですか?」



運動療育というと少しハードルが高いと感じるのかもしれません。療育をつけると途端に理由もなく身構えてしまいます。だから私はあえて「運動遊び」と呼んでいます。



どうでしょう、運動遊び。一気にハードルが下がりましたよね。遊びなら、運動が苦手でもなんだかできそうな気がしませんか?



だから、この質問に対しては「大丈夫ですよ」とお答えしました。ここでは、その理由をお話しますね。



そもそも子どもが運動を苦手と感じる理由ってなんでしょう?主な要因としては考えられるのは、



1.身体的な要因
筋力や体力、柔軟性、バランス感覚の不足が原因で、動きがぎこちなく感じられる。運動が難しく感じられることがあり、苦手意識を持っている。



2.発達段階の違い
発達のスピードは個人差が大きく、運動能力がまだ十分に発達していない段階では、動作の習得に困難を感じる場合がある。同年代の子と比べて劣等感を感じている。




3. 自信の不足
1と2の要因により、他の子どもと比べて「自分は運動が苦手だ」と感じてしまうことで、自信を喪失し、運動に対して消極的になってしまう。




4. 成功体験の不足
1〜3の要因により、成功体験が少なく、「自分にはできない」と思い込み、ますます運動を避けるようになる。




5. 環境の影響
体を動かす機会が少ない、周りからのサポートが不足している、または過度に競争的な環境がプレッシャーとなることで、運動に対して抵抗感が生じている。




6. 感覚処理の問題
感覚統合の問題やバランス感覚の異常、過敏な感覚などがあると、運動が苦手に感じられることがあります。例えば、バランスを取るのが難しい、音や光に過敏で運動がストレスに感じるなど。




と、まぁざっと挙げるとこんなところでしょうか。要因はなんとなく分かったけど、じゃあ、どうしたら苦手意識をなくせるの?と、疑問に思う方もいますよね。



答えは、ズバリ、楽しむこと。



そう、とってもシンプルなんです。どうしてこんなにシンプルかと言うと、何をするにも子どもにとって「楽しい」は最優先だから。



できる、できないは一旦置いておき、「楽しい」を重視するのがユリシスの運動遊びです。



楽しいからどんどん取り組める→明日も来たくなる→運動が習慣化し身体能力が向上する→いつの間にか運動が好きになる!



運動が好きになることで、成長の土台作りになることはもちろん、将来大人になった時、その恩恵を大いに受けることができます。健康維持のためにも適度な運動は欠かせませんから。



「遊びの中で体を動かすこと」を意識した支援プログラムを立てているユリシス。運動が苦手なお子さまでも無理なく取り組める理由はここにあります。

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