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運動と言葉の発達ってどういう関係があるの?

教室の毎日
こんにちは!保育士のたくまです。今日は運動と言葉の発達についてお話したいと思います。



運動をすると体力や体幹がついて体には良さそうだけど、言葉の発達と何か関係があるの?と疑問に思われている方も多いと思います。



運動と言葉の発達、実は大いに関係があります。その理由をお話しますね。



そもそも子どもの発達には段階があるのをご存知でしょうか?以下、第1段階〜第5段階まで上に向かってピラミッド形式に積み上がっているとイメージしてみて下さい。


〈人の発達段階ピラミッド〉
第5段階に学習や運動の達成高度化
第4段階に手指の機能分化・【言語機能】
第3段階にボディイメージの形成・運動コントロールの基礎
第2段階に姿勢・筋力・眼球運動のコントロール
第1段階に視覚・聴覚・前庭覚・固有覚・触覚(基礎感覚)



こうした考え方を「感覚統合」と言って、療育現場ではお子さまの支援にあたって大事な視点のひとつと考えられています。



発達障がいの子は、よく「発達に凸凹がある」と表現されることが多いのですが、この凸凹たる所以は、実は第1段階の基礎感覚と呼ばれる感覚の受け取り方に隠されています。



聴覚過敏でザワザワした場所が苦手、前庭覚(バランス感覚や平衡感覚とも言う)が鈍くすぐ転ぶ、触覚が敏感で極度の偏食等々、感覚に敏感さや鈍麻が見られると、その上の第2〜5段階も上手に積み上げることが難しくなります。このことを「発達に凸凹がある」と表現されます。


この凸凹が、お子さまによっては日常生活に何らかの支障をきたしていることもあって、生きづらさの要因にもなっていたりもします。



この凸凹を平らにする(統合する)ことを「感覚統合」と言います。主に前庭覚、固有覚、触覚を刺激する運動のことを指し、分かりやすく言うと公園のブランコなんかも感覚統合運動で、前後の揺れが程よい刺激となり、前庭覚の統合に繋がると考えられています。



要するに基礎的な感覚を整えて日常生活を送りやすくしよう、というのが感覚統合。



話を戻して、では、言葉の発達についてはどうでしょう。上記の〈人の発達段階ピラミッド〉を見ると、【言語機能】は随分上の方にあります。言葉の発達は第1〜3段階の力が養われてこそ身に付くものと言えます。



第1段階の基礎感覚を、バランスボール等の感覚統合運動によって養い、その上で様々な運動によって筋力や目の使い方を覚える。これらを積み重ねた上で、ようやく言葉を引き出す下地が作れると考えています。



そしてユリシスでは、さらにもうひと押し。お子さまの言葉を引き出すにはズバリ「運動遊び」が最適と考えています。



なぜかと言うと、お子さまが体を使って夢中になって遊んでいる時こそ「声が出る」から。「わぁー!」とか「キャ~」とか、楽しいと思わず声が出ちゃうあの感覚。これは人間みな同じなので、いかに感情を引き出すかがポイントです。



楽しければ楽しいほど感情が高ぶり「声が出る」。声を出す経験を増やしてあげることで、言葉を使う練習にもなります。



人に何かを伝える時って、まず感情ありき。お腹が空いてないのに「お腹空いた!お菓子食べたい!」とは言いませんよね。



ユリシスの楽しすぎる運動療育が言葉の発達に効く理由はここにあります。

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