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「〇ね!〇すぞ!」子どもの暴言を減らす方法が知りたい

教室の毎日
こんにちは!保育士のたくまです。先日、保護者の方からお子さまの暴言についてのご相談を受けました。




なんでも日常的に「〇ね!〇すぞ!」等の言葉を使っていて、どうしたら暴言を減らすことができるか、というもの。小学1年生7歳のお子さんです。




子どもの暴言って、親御さまからしたら心配になりますよね。相手を傷つけるのはもちろん、トラブルの元になり自らを危険に晒すことになる。このまま暴言が続いて大人になったらどうしよう、などと不安は募るばかりです。




さて、どうしたら暴言って減らせるんでしょう?




「そんな言葉使っちゃダメだ!」と厳しく叱りつければいいでしょうか。それとも暴言を吐いた時に、その子が嫌がる罰でも与えたらいいでしょうか。




うーん、一時的には効果は見込めそうですが、でもこれって「怒られるのが怖いから」「罰が嫌だから」という理由で、根本は何も解決していないような気がしませんか?



そうは言っても悪いことは悪いんだから、厳しく言わないとダメ!そういう意見もあると思います。ごもっともです。




でも、私はちょっと違います。



そもそもそのお子さん、「〇ね!〇すぞ!」と言ってるけど、本当にそうしたいのか?という話です。




仮にお友達に対してこうした暴言を吐いたとしても、本当に「〇す」ことは絶対にないと思います。「〇す」ということがどんなことか分かっていないし、どうしたら〇せるのかも分からないと思います。




つまり、ただ漠然としたイメージで「〇ね!〇すぞ!」と言っていて、半分は勢いってことです。漫画やTV、YouTube等の影響も少なからずあるでしょう。




では、どうしてそんな暴言を吐いてしまうのか。彼らの心の声を代弁するならば「もっと僕と遊んで欲しいんだよ!どうして分かってくれないんだよ!!!」といった感情ではないかと私は考えています。



で、咄嗟に出てくるのが「〇ね!〇すぞ!」で。彼らの心の叫びといってもいいですね。本当はお友達と遊びたいけど、上手く関われなくてイライラ。そんなもどかしい気持ちが爆発した状態ではないかと考えています。




ちなみに私はイライラすると「うっとーしい!」を連発するクセがあります。大人なので誰もいないところでブツブツ言うだけですが。




だから、私は彼らが「〇ね!〇すぞ!」と言った時は心配して、「どうしてそんな風に思ったの?」と冷静に聞いてみたり、「えっ?いまなんて言ったの?」などとわざと聞こえていないふりをしてみせたりします。




暴言に至るまでの経緯を把握できていたら、「イライラしちゃうよね」「おもちゃとられて嫌だったね」などと、彼らの気持ちに共感します。




といったことが暴言が出た時の対応になるのですが、もうひとつ肝心なことがあります。




それは、彼らの「もっと僕と遊んで欲しい!」という欲求に、先手先手でいかに応えられるかということ。




暴言を吐く子は、とかくエネルギーが有り余っています。だからこそ体を使ってとことん遊びこむことが重要になってくるんですね。




体を使ってヘトヘトになるまで遊べば、自然と暴言は減る。だって、一緒に夢中になって遊んだ仲間に向かって「〇ね!〇すぞ!」なんて暴言は吐かないでしょ?これが私の考えです。

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