こんにちは!保育士のたくまです。今日もたくさん子どもたちと遊びました。雪が散らついてましたが、そんなのどこ吹く風って感じです。
さて、今日はそんな「遊び」についてお話してみたいと思います。子どもたちにとって「遊び」はとても重要で、遊びの中で想像力や思考力を養ったり、自主性や協調性を育むなど、様々な効果があると言われていますよね。
遊んでばかりいないで宿題しなさい!なんてよく言いますが、私はその逆で。ここだけの話、子どもたちには宿題なんかやってないで遊びなさい!と言いたい。先生や親御さんの前ではあまり大きな声では言えませんが。
私は「遊び」は人間のすべてだと思っています。遊びを通じて生涯、発達し続けると言っても過言ではありません。
どういうことかと言うと、例えば赤ちゃんを想像してみてください。自分の拳をガブガブ噛んで手を感じる、離れたところにある玩具を触りたくてハイハイ、反対側を向きたくて寝返り、もっと早く移動したくてつかまり立ちから立ち上がって歩く。
どの行動も赤ちゃんにとっては「遊び」で、確実に発達しています。赤ちゃんからしたら遊んでるだけなんですけどね。
でも、この考え方ってすごく大事で、大人になればなるほど「遊び」って忘れがちだなと思っていて。
例えばイチロー選手。子どもの頃から野球にのめり込んで、言わずもがなの活躍です。その原動力って、シンプルに「めちゃくちゃ野球が好き。もっと上手くなりたい」これに尽きると思うんです。
これって、ちょっと失礼かもしれないけど、赤ちゃんの「ハイハイからの掴まり立ち」と同じだと思っていて。興味の向くまま突き進んでいっていったら、立てた!歩けた!アメリカ野球殿堂入りした!みたいな。
もしもイチロー選手が「試合が延長したけど、定時なので僕は帰らせてもらいます」なんて、仕事とプライベートをきっちり割り切るタイプだったら、ここまで凄くなっていないだろうし。
野球が好きで楽しくて、とここんのめり込んだからこその結果だと思うんです。つまり、とことん遊んだってこと!
イチロー選手に限らず、より良い人生を送っている人って総じて遊べている人が多い気がします。遊び=娯楽ということではなくて、夢中になれることがあると言った方が分かりやすいですかね。
私の場合、子どもたちと関わるこの仕事がすごく好きで楽しい。興味があるからいろいろ勉強もする。気づくと夢中になっている。夢中になれるものがたまたま仕事だったから、より多くの時間を楽しいと感じられる。これってすごくラッキーなことだと思っていて。
自分で言うのもなんですが、つまり、「遊び」を通じてこのサイクルに入ると人間は歳をとっても発達していくんだと思います。仕事にせよオフにせよ遊びに夢中になれるかってことが大事なんですね。
たからユリシスでは、子どもたちと関わるうえで「遊び」を何より大事にしているんです。将来、より良い人生を送ってもらいたいですからね。
それではまた!
「遊び」について、ちょっと真面目に考えてみた件
教室の毎日
25/02/13 08:10
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