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足裏を程良く刺激し「メカノレセプター」を育てる

教室の毎日
こんにちは!保育士のたくまです。今日は久々に運動メニューのご紹介をしたいと思います。




その名も「足つぼロード」。足つぼマットを敷いて、その上をそろーりそろりと歩くという、至ってシンプルな運動です。




普段はこの「足つぼロード」に加えて、トンネルくぐりや手押し車、跳び箱なんかと一緒にサーキットトレーニングとして行うことが多いです。





足つぼと聞くと健康器具的なイメージが強いと思います。もちろんそういう意味合いもありますが、ユリシスではお子さまの足底感覚を養うために取り入れています。




足の裏にはメカノレセプター(感覚を受け取るセンサー)と呼ばれる部分があるのをご存知でしょうか。




バランスをとって立っている時、このメカノレセプターが「どの位置に体重がかかっているか」「どちらへ傾いているか」などを感じ取っていると言われています。




脳では、目や耳の奥にある三半規管などから入った情報と足の裏のメカノレセプターから送られてきた情報などをもとに、体が真っすぐになるようにしたり、倒れないようにするために、筋肉に指令を出してバランスをとります。




つまり、足の裏のメカノレセプターが育っていないと、体の状態が脳に伝わりにくくなり、脳から適切な指令が出せないということになります。




体のバランスがとれないと、転んでケガをしやすかったり、じっと立っていることができないなど、日常生活にも影響を及ぼすことがあります。




メカノレセプターを育てるには、足の指を使ったり、足裏への刺激を入れることが有効と言われています。つまり、足つぼロードはメカノレセプターを育てるにはうってつけの運動というわけですね。




「裸足保育(教育)」などといって日中を裸足で過ごす保育園(幼稚園)がありますが、こうした裏付けを元にしていると言われています。




裸足で過ごせば常に足裏を刺激することになるので、嫌でもメカノレセプターは育ちます(怪我の心配があるので、最低限の安全性を確保する必要はありますが)。





人類は何百万年もの間、裸足で過ごしていました。靴下や靴を履き出したのは、人類の進化の過程でみるとつい最近の話です。




怪我のリスクが減って快適性も向上と、いいことだらけに見えますが、実はメカノレセプターの衰退や、扁平足といった現代人ならではの問題が浮き彫りに。




生活環境が急激に変化したので、なかなか体や脳が追いつかない。第一、歩数にしたって、昔の人に比べて今は劇的に減っています。




少しの移動でも、自転車、地下鉄、バス、車と移動手段なんていくらでもある。そりゃ歩かなくなるわって話で、「動く歩道」なんて、一体何がしたいのか。




つまり、しっかりと意識して歩数を増やしたり、足裏を刺激しないと、バランス感覚は次第に衰えてしまうということですね。




ちなみに足つぼは、痛みを感じるほど「不健康」な証拠。46歳の私は痛みに耐えながらかろうじて歩行できる程度でした。一方子どもたちと言えば、なんともまぁ涼しい顔で次々と渡っていきます。健康な証拠ですね。




子どもたちの支援にかこつけて、スタッフの健康チェックを兼ねているのはここだけの話。
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