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飽きっぽくて話を聞くのも苦手。どうしたら集中力がつく?

教室の毎日
こんにちは!保育士のたくまです。今日はお子さまの集中力についてお話したいと思います。




親御さまからはよくこんなご相談を受けます。「うちの子は集中力がなくて、じっと話を聞くのも苦手です。何事もすぐに飽きてしまいます。どうしたら集中力って、身につきますか?」




集中力のない私に聞かれても!と、内心焦りまくっているのですが、当事者だからこそ答えられることがある、そんなマインドで真摯にお応えします。




集中力。そもそも人間って、どんな時に集中できるんでしょう?私の経験から、少なくとも「静かで刺激の少ない環境」が必要であると感じています。




私の場合、視覚情報に気を取られ過ぎて人の話が全く入ってきません。テレビが気になって妻の話を聞いていなくて、何度怒られたことか。




だから、妻の話を聞く時は必ずテレビを消す、ということを徹底しています。というか妻も私の特性を分かっているので、強制的にテレビを消されます。




車の運転にしたって、テレビを付けながらの運転は怖い。テレビの内容に気を取られて運転がおざなりになるので、運転中は絶対にテレビは付けないというマイルールを敷いています。




また、学生時代、テスト週間で早めに帰宅したものの、とりあえず休憩がてら漫画を読み始めて気づいたら夜!なんてことがザラにありました。




後者の例はそもそもテスト勉強に対するモチベーションによるところも大きいと思いますが、大前提として前述の「静かで刺激の少ない環境」は必須であると思っています。簡単に漫画を読める環境に身を置くな!ってことですね。漫画は刺激物!




そんな風に、集中力を発揮するにはある程度落ち着いた環境というものが必要なのかなと思います。




だが、しかし。そもそも日常生活の中で常にそんなベストな環境ってあまりない気がします。静かな環境って図書館や病院くらいでしょうか。




外に出れば車のクラクションや犬の鳴き声、電車やバスなんかは色んな人の話し声が聞こえるし、魅力的な広告や看板も目にする。学校や公共施設にしたって人が多いし、スマホを開けば不特定多数に向けた情報の波が一気に押し寄せてくる。




こんな環境の中で「集中しなさい」と言われたところで、子どもからしたら「できる訳ないよ!」と言い返したくもなりますよね。環境を変えよう、工夫しようと言っても、それが出来ない事もある訳だし。




それなら少しでも適応できるような体作りをしていこうよ、というのが今日のお話。やっと本題(笑)運動療育の腕の見せどころですね。




ユリシスでは、集団の活動前に準備体操代わりに手遊びなどを行っているのですが、「あいうべ体操」というものも取り入れています。




「あいうべ体操」とは、一言で言えば口の体操で、主に集中力を身につけるために行っています。手順としてはこんな感じ。




【あいうべ体操のやり方】
1. 「あー」 口を大きく開ける。
2. 「いー」 口を横に大きく広げる。
3. 「うー」 唇を強く前に突き出す。
4. 「べー」 舌をできるだけ前に出す。




この運動を行うことで、口の筋肉を鍛え、自然と鼻呼吸を促すことが出来ると言われています。鼻呼吸は腹式呼吸とも言われ、口呼吸よりもより多くの酸素を肺にとりこむことができます。




酸素の供給量が多いということはそれだけ交感神経を活性化させ、自律神経を整えることでリラックス効果を高めます。イライラせず、よりリラックスした状態を作れるので、それだけ集中力も発揮できるということ。




また、口を正しく使うことで首や肩の緊張が減り、姿勢の改善にも繋がると考えられています。ひいてはこれも集中力を高める要因にもなる訳ですね。




歯医者さんでは、腹式呼吸が日常化することで口内の乾燥を防ぎウイルスや細菌の侵入を抑えるので、免疫力の向上のための取り組みとして推奨しているところもあるみたいです。




集中力を身に着けてもらいたいなと思っているお子さんに対して、日常生活に取り入れて頂けたらと思います。いただきますの前に、行ってきますの前に、お風呂で、夜寝る前に、あくまでついでの習慣として。




もちろん、大人の方でも効果は期待できますよ。お子さんと一緒にぜひやってみて下さい♪
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