こんにちは!保育士のたくまです。予てより保護者さまよりご要望の多かった「保護者交流会(愛称:てふてふ)」を、来る6月に開催させて頂く運びとなりました。ユリシスでは初めての試みとなります。
「保護者同士で気軽に話せる場って、ユリシスさんで作れない?」とある保護者さまから頂いた声。
発達特性を持つお子さまを持つ保護者さまの場合、よくよく考えてみれば、なかなか接点がないのかもしれません。
気軽に情報交換したり、お子さまの成長や日々の悩みなんかを分かち合える場になればいいなと思います。
私自身も保護者さまやそのご家族さまの支援の必要性を感じていたところで。というのも、きめ細やかなお子様の支援のためには、保護者さまやそのご家族の協力が必要不可欠です。
これはとあるケースなのですが、それまでニコニコと笑顔で通所していたのが、数日の間に打って変わって癇癪の絶えなかったBくん。感情のコントロールが効かず、物投げや破壊行為が頻発していました。
一体、彼の中で何が起きているのだろうと保護者に尋ねると、どうやら家庭内では夫婦喧嘩が絶えず子どもの前でパパがつい声を荒げてしまうのだと。
子どもからしたら心配だし不安にもなる。そう、Bくんの不安定な情緒は家庭内の不穏な空気の影響をもろに受けてしまっていたんです。
子どもは、家庭・学校・地域といった複数の環境で生活しています。私が見ていたBくんはその中のほんの一部分だったんですね。
お子さまを多面的に見ることか大事で。言動には背景や理由があって、様々な角度から見ないと見えてこないものがある。
もし、Bくんを取り巻く環境の変化を知って早めに対応できてたとしたら?また違った関わり方ができたのかなと思います。
私たち支援者は保護者さまとの繋がりをさらに深めることで、お子さまに対するよりきめ細やかな支援を提供できると信じています。
「てふてふ」を通して、お子さまの療育を一緒に考えていきましょう。
保護者交流会でお子さまの成長やお悩みを話しませんか?
教室の毎日
25/04/11 01:36
