こんにちは!保育士のたくまです。新しくボールプールを買いました。サイズは直径160cmと比較的大型で、小さなお子さまなら3〜4人はゆったり遊べそうです。
ボールプールっていいですよね。私も大好きです。商業施設のキッズコーナーには大概あって、幼い頃はだいぶお世話になりました。
プールの中には意外と深いところもあって、場所によっては足が届かずヒヤリとした思い出が蘇ります。でも、そういうスリリングな体験も含めて好きでした。
そもそもボールプールって、お子さまの発達に与える影響って、どんなものがあるのでしょう?ちょっと真面目なお話です。
まず、一番は触覚刺激が大きいと思います。たくさんのボールが身体に触れることで、心地よい触覚刺激や適度な「くすぐり感」を受け取ります。これが、触覚過敏や鈍麻の調整に繋がるんですね。
次に前庭覚(体の傾きや動きの感覚)への刺激。ボールの上で転がったり、沈んだりすることで、バランスを取ろうとする動きが促され、前庭覚(体の傾きや動きの感覚)を鍛えられると考えられます。
さらには、固有覚(筋肉や関節の感覚)への刺激。ボールの中でもがいたり、押し分けて進んだりすることで、筋肉や関節にしっかり刺激が入り、姿勢保持や運動調整能力が育つと考えられます。
そして私が何よりも注目しているのは、情緒の安定です。心地よい感覚刺激を得られることで、リラックスしたり、安心感を得やすくなるんですね。お布団の中にくるまれると安心しますよね。あれと一緒で人って何かに包まれると安心するんです。
肉まん、餃子、春巻き、クレープ、手巻き寿司。美味しいですよね。みんな包まれています。新学期に入り、大きな環境の変化に晒されストレスを抱える子どもたちにとってのオアシスになれますように、、、ボールプールにはそんな願いも込めています。
ボールプールはシンプルにボールに触れるだけでも楽しいですが、使い方次第でその可能性はもっと広がります。
例えばプールの中に小さなフィギュアを入れて宝探しゲームをしたり、特定の色を見分けて集めたり。そうやって遊びながら「見る力」を養うこともできます。
お玉を使ってすくうゲームで「力加減のコントロール」や「手先の器用さ」を養うのもまた良し。
ボールプールって、いいなぁ。
ボールプールって子どもの発達にどう影響するの?
教室の毎日
25/04/18 22:36
