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WISC-Vの数値から読み解く「本人の強み」を活かした支援

こんにちは!保育士のたくまです。今回は、とあるお子さま(6歳3ヶ月)のWISC-Vの数値から読み解く、本人の強みを活かした日常生活における有効的な支援について考えてみようと思います。


【WISC-V検査結果】
全検査IQ 78
言語理解 84 ←強み
視空間 87 ←強み
流動性推理 85 ←強み
ワーキングメモリー 78 ←ちょっと苦手
処理速度 76  ←ちょっと苦手




●強みの活かし方と有効な支援

①言語理解を活かす支援
強み:ことばでのやりとりの理解は比較的できる
支援の工夫: 指示や説明は短く、具体的な言葉を使う。「なぜそうするのか?」の理由を伝えると納得しやすい。「おもちゃを貸すと、お友達も貸してくれるよ」などの声掛けが有効。




②視覚的支援を活かす
強み:視覚的に情報を整理・理解できる力が比較的ある
支援の工夫: スケジュールやルールをイラストなど目で見て分かるようにする。絵・図・マークなどは情報として入りやすいので、言葉とセットで伝えると伝わりやすい。



③流動性推理を生かした活動
強み:パターンや規則性に気づく力がある
支援例: ブロック・パズル・迷路など、パターン性のある遊びを通して自己肯定感を高めると◎。同じ手順でできる作業(ルーチン)は安心して取り組みやすい傾向に。毎日同じ流れの身支度等はパターンを覚えると習慣化に繋がる可能性も。





●注意すべき点と支援の工夫

①ワーキングメモリの弱さへの対応
困りやすい点:指示を一度に覚えて実行するのが苦手
支援の工夫: 1つずつ指示を出す。✖「かばんをしまって手を洗ったらお山座りで壁際でまっててね」→ 〇「かばんをしまってね」「次は手を洗おう」など明確に一つずつ。





② 処理速度の弱さへの対応
困りやすい点:作業に時間がかかる、周りより遅れてしまう
支援の工夫: 急がせない・待つ姿勢を大人が持つこと。作業時間に余裕を持つスケジュールにする。「できたね」「ていねいだったね」と過程を認める声かけが自自己肯定感に繋がる。




これに加えて、支援の中にお子さまの好きなもの・ことなどを盛り込むと、さらに効果が見込める可能性大。




例えばお子さまの好きな手遊び歌を、そのお子さま好みにアレンジし、いつも決まったタイミングでツッコミを入れてもらうとか。聞く力はもちろん、注意力やコミュニケーション能力を遊びの中で磨くことができますよ。




きれいにツッコミが決まった時の、お子さまの誇らしげな表情といったら!「ツッコんでやったぜ!」と言わんばかりです。



こうなるともう自己肯定感は爆上がりです✨
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