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不安が強い子どもには“森田療法”を応用してみよう 後編

こんにちは!保育士のたくまです。今日は前回の続き。森田療法は「不安を消すこと」ではなく「不安を持ちながらも“今ここ”に目を向けて過ごす」ことを大切にしています。




今回は、おうちで親子一緒にできる、森田療法的なリラックスワークをいくつかご提案していきたいと思います。




●おうちでできる森田療法的ワーク

①「五感に集中!ながら体験」

・やり方
子どもと一緒におやつを食べるときに、「味・香り・食感」に意識を向ける。例えば「このビスケット、ザクッて音がするね」「チョコのにおいするね」「ゼリーがぷるぷるしてるね」と、見たまま感じたままの何気ない会話を楽しむ。

・ポイント
「不安を消そう」ではなく、「今ここにある体験」を味わうことが大切。マインドフルネス(※)にも通じる森田療法的ワークです。

※「今この瞬間」に起こっている体験に意識を向け、評価や判断をせずにありのままを受け入れる心の状態。この心の状態を育む訓練を行うことで、集中力の向上、ストレスの軽減、自己認識の向上などの効果が期待できると言われています。




②「体を感じるゆったり体操」

・やり方
お風呂上がりなどに仰向けになって、両手両足をゆっくり動かす。「足がじんわり温かいな」「腕が重たいな」と声をかけながら進める。

・ポイント
体の感覚に注意を向けることで、頭の中の“ぐるぐる不安”から注意が切り替わります。





③「小さな行動チャレンジ」

・やり方
子どもが「不安だからできない」と思っていることを、あえて“ちょっとだけ”やってみる。たとえば「宿題全部」ではなく「1問だけ」、「連続縄跳び5回」ではなく「静止している縄をまたぐ」など。

・ポイント
「不安があっても動ける」経験を積むことが森田療法の考え方。達成感がリラックスにつながると言われています。





④「自然とつながる観察タイム」

・やり方
ベランダや庭、公園で「虫の動き」「雲の流れ」「花の色」を一緒に観察する。たとえば「アリが列になって動いてるね」「雲がゆっくり流れてるね」と実況してみる。今なら「セミがたくさん鳴いているね」など。

・ポイント
自然に目を向けることで、「自分の不安」から注意が外れて落ち着きます。





⑤「おやすみ前の安心ルーティン」

・やり方
寝る前に「今日できたこと」を親子で1つずつ言い合う。「今日は不安だったけど、1分参加できたね」「宿題1問解けた」「玄関の靴を揃えた」「お皿洗いを頑張った」「ママはお風呂の排水溝のゴミを取ったよ」など。

・ポイント
不安より「できたこと」に焦点を当てると、安心感で眠りやすくなります。





森田療法的なリラックスのコツは、不安を消そうとしない「今の感覚・今できる行動」に目を向けること。




おうち時間に無理なく取り入れていくと、子どもも少しずつ「不安があっても大丈夫」という体験を積んでいけるのかな、なんて思います。




不安はあって当然というスタンスで、親子ともども上手にお付き合いできるといいですね😁


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