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療育はティーチング?コーチング?最適解はハイブリッド!

こんにちは!保育士のたくまです。一口に「療育」と言ってもその考え方や支援方法は施設によって様々だと思いますが、その関わり方って大きく分けて2つのスタイルがあるなって思います。




それが 「ティーチング」 と 「コーチング」。




ティーチング(Teaching)とは、読んで字のごとく「教える」こと。例えば、靴の履き方を「右からだよ」と手を添えて教えたり、ひらがなの書き方を見本を示しながら練習させる、お箸の正しい持ち方を繰り返し説明するなどがこれに当たると思います。




つまり、正しいやり方を先生や大人が伝えるというスタイルで、子どもが「やり方が分からない」ときに役立つ方法です。




でも、ティーチングばかりだと、子どもは「答え待ち」「指示待ち」になってしまうことも考えられるんですよね。




「ママ、次は何すればいいの?」「言われてないからできない、無理」と常に指示待ちになっちゃうこともあるんです。




一方、コーチングは「引き出す」ことに重きを置いています。スポーツのコーチのように、子ども自身に考えさせて、行動できるように促します。スポーツの世界ではコーチのコーチング次第で選手の結果の良し悪しが決まるなんてこと、よくある話ですよね。




例えば、「靴、今日はどっちの足から履いてみる?」と聞いてみたり、「ひらがなの“あ”、どんな形だと思う?」と想像させる、「お箸とスプーン、今日はどっちで食べたい?」と選ばせるなど。




つまり、コーチングとは子どもの考える力や自己決定をサポートするスタイル。自分で考えたことや決めたことは記憶に残りやすく、自信にもつながります。




ただ、コーチングばかりだと、お子さまの発達段階によっては「分からないのに考えろってツラい」となることもあって、一概に「ティーチングよりもコーチングが良い」とは言えないんですよね。





そんな風に考えると、療育で大切なのは、ティーチングかコーチングかの二者択一ではなく、バランスよく使い分けるってことが求められるんじゃないかと思うんです。つまり、ティーチングとコーチングの「ハイブリッド」ってことですね。




まずは「ティーチング」でやり方の基礎を伝え、できそうになったら「コーチング」で自分なりに考える機会を作る。で、失敗しても「じゃあ次はどうする?」とフォローを入れる。この繰り返しが、子どもにとって「学び」と「自信」の両立につながるんじゃないかなと思います。




ちょっとした日常の例で言えば、例えば靴の履き方。声かけとしては、「かかとをトントンすると履きやすいよ」(ティーチング)→「今日は自分でトントンしてみようか?」(コーチング)




例えば宿題の場面。「最初は“あ”の字から書こう」(ティーチグ→「今日はどの字から練習したい?」(コーチング




「ちゃんと教えなきゃ!」と思うと、ついティーチングが多くなりがち。逆に「自分で考えさせなきゃ!」と思うと、子どもが困ってしまい負担になってしまうことも。




だからこそ、肩の力を抜いて「最初はティーチング、慣れてきたらコーチング」、「できたら一緒に喜ぶ」これくらいのバランスが良いのかもしれませんね。
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