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『だるまちゃんとてんぐちゃん』に学ぶ、父親のあり方

こんにちは!保育士のたくまです。ほぼ毎日読み聞かせをしているのですが、時々、療育や子育ての視点で「これ、活かせそうだな〜」なんていう面白い気づきがあります。




最近、読んだ中ではこちら。




『だるまちゃんとてんぐちゃん』




『からすのパンやさん』でお馴染み、かこさとしさんの作品です。絵のタッチが好みで、私自身、気づくとよく手にとっています。みなさん、読んだことありますか?





だるまちゃんシリーズの中でも人気の一冊で、「子どもが憧れる存在」と「その子どもが自分なりに工夫して近づいていく姿」が描かれています。




子どもたちに読み聞かせが終わったあと、ふと気づいたんです。このお話、実は父親の子どもへの向き合い方や、私たちが行う療育の関わり方と重なる部分がたくさんあるんじゃないかと。




だるまちゃんは、かっこいいてんぐちゃんに憧れて「自分もあんなふうになりたい!」と挑戦します。でも同じものは手に入らない。そこで、だるまちゃんは家にあるものを使って工夫し、少しでも近づこうとします。




お話の肝となるのは、「父ちゃん、〇〇が欲しい!」と駄々をこねるのではなく、だるまちゃんが自分で工夫し、試し、失敗しながら学んでいくところなんですよね。




だるまちゃんのお父さんは、息子の希望をなんとか叶えようとあれこれ動きます。でも決して押し付けようとはせず、息子の工夫を横でそっと見守る。「そんなバカなことやめなさい!」とは言いません。とかく口出しそうな場面なのに、そっと見守る。私はここに父親としてのおおらかさを感じました。





療育においても、「できた・できない」にこだわるより、「面白いことを考えるね!」「その工夫、いいじゃない!」と、結果よりも過程を認めるのが大事で、こうした関わりが子どもの主体性を引き出すことに繋がると思っていて。




同じものを与えるのではなく、その子の世界を広げるサポートをする、すぐに正解を教えるのではなく自分で工夫してみる経験を大事にする、失敗しても「チャレンジしたこと」を認める。




これはまさに、だるまちゃんと父親のやり取りが教えてくれるメッセージ。ここでふと思ったんですよね、これって、そのまま療育にも置き換えられるのかなと。




絵本を読み聞かせる時間は、ただの「読み聞かせ」ではなく、親子の関わり方をも教えてくれる大事な時間なんですね。




お父さん・お母さんが「なるほど、こうやって見守ればいいんだな」と気づけると、子ども自身も楽しく伸び伸びと挑戦できるのかなと思います。




ぜひ今夜は『だるまちゃんとてんぐちゃん』をお子さんと一緒に読んでみてください。きっと、親子の関わり方のヒントも見つかりますよ。
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