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芸術の秋到来!子どもの描いた絵から分かる発達段階〜前編〜

こんにちは。保育士のたくまです。10月に入りましたね。秋と言えば“芸術の秋”ということで、子どもたちのお絵描き熱が高まっています。あちらこちらで次々と素敵な作品が生まれていますよ。




そんな訳で今日は「子どもの描く絵」についてのお話をしたいと思います。




子どもの絵って、大人から見ると「なんだか丸と線だけ」「ちょっとぐちゃぐちゃ?」と、ちょっと理解し難いように見えることもありますよね。でも実は、子どもの絵はその子の発達の鏡だったりするんですよ。




最初にやってくるのは、「ぐるぐる〜!」「びゅーん!」腕を大きく動かして線を描くこと自体が楽しい時期。これが「なぐりがき期(1歳半〜2歳ごろ)」です。




まだ“何を描くか”よりも、“描くこと”そのものを楽しんでいるんですよね。大人は「お!いっぱい雨が降ってるね〜」なんて声をかけると、子どもは嬉しくなります。





次に、丸の中に点や線を描いて「ママ!」「アンパンマン!」なんて言い出す時期。象徴のはじまり(2〜3歳ごろ)ですね。まだ絵はシンプルですが、子どもの中ではしっかりイメージがあります。この時期は「何を描いたの?」と聞いてあげると、言葉の発達にもつながりますよ。





そして次にやってくるのが「頭足人(3〜4歳ごろ)」。出ました!大人気キャラクター「頭と足だけの人」。大きな丸に足が2本、手がちょこんと出ている絵です。みんな「星のカービィ」に見えるあれですね。




これが描けると、もう“人を人として捉える力”が育っていると言われています。大人は「お顔がかわいいね」「手もあるね」と細かい部分に注目して声をかけると、子どもは「分かってくれた!」と、嬉しくなりますよ。





続いて、ストーリーのある絵(5歳ごろ〜)を描く時期。おうち、太陽、お花、お友だち、といった複数のものを描いて、場面を表せるようになります。




「今日は運動会!」「みんなでお弁当!」「パパとプール!」など、生活の出来事を絵で表現できるようになります。ここまで来ると、絵はまさにその子の心のアルバムですね。




子どもの絵を見るときのコツは、まずは「上手い・下手」で判断しないこと。そして「何を描いたの?」と、まずは聞いてみること。気持ちや出来事を絵に込められるように温かく受けとめることが大事だと思います。




絵は、子どもの言葉にならない気持ちを表す大事なツール。「今日は楽しかった!」という思いも、「ちょっと寂しかった」という気持ちも、実は絵の中に隠れていたりするんですよね。




楽しい気持ちの時は、軽快なタッチで明るい色味。落ち込み気味の時は重々しいタッチでなんとなく暗い色味。何気なく描いたその絵に、実は子どもの心象風景が表れていて、描いている時の表情とセットで見るとなんとなく見えてきたりします。





お子さんが描いた絵を、ぜひ“発達の記録”として、アルバムにまとめてみてはいかがでしょうか?きっと、成長の足跡が見えてきて、感慨深い気持ちになりますよ。




次回は「子どもの絵から分かるその子のボディイメージの育ち」について、深堀りしてみたいと思います。お楽しみに〜♪
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