こんにちは!保育士のたくまです。今日は前回の続き。「子どもの絵から分かるその子のボディイメージの育ち」について、お話してみたいと思います。
そもそもボディイメージとはなんぞや?というところですが、これは「体の輪郭」と言えば分かりやすいでしょうか。自分の腕や足がどこにあって、どのくらい手を伸ばせばコップを掴めるかなど。
簡単に言えば、自分の体を自分の意思で自由自在に動かすことができる感覚。力加減のコントロールもこのボデイイメージと深く関わっていると言われていますよね。
このボデイイメージの育ちを、その子の描いた絵から読み取る、ということなのですが、特に「人物」に着目してみると、見えてくることがあります。一つひとつその特徴を見ていきましょう。
まずは人物のパーツの表れ方。3〜4歳頃は頭足人(頭から直接足が出ているような絵)が多いのですが、これは「自分には頭と足がある」という感覚を表していると言えます。みんな“星のカービィ”みたいに見えるアレですね。
次の4〜5歳頃では、胴体が現れ、手や指が描かれ始めます。これは身体の中心や四肢への気づき。「自分には身体(胴体)がある」という感覚を表していて、体幹がしっかりしてきた証拠とも言えますね。
さらに概ね5歳以降は、関節の表現(肘や膝)、首、腰などが描かれるので、「身体はつながりで動いている」という理解を意味していると言えます。
身体のバランスについては、手足の長さが極端に大きい・小さいということは、その部位への関心や使用頻度が反映されている可能性が高いです。
さらに体全体の比率が整ってくると、これは体の全体像がイメージとしてまとまってきたサイン。
動きの表現については、ただ立っているだけの人物から、走る・手を広げる・物を持つなど「動作」を描くようになると、「体を使ってできること」を意識できるようになった証拠。自分の体を思い通りに動かせているので、それが絵にも表れるんですね。
顔や表情は、目・口・髪型が描かれるようになると、他者と自分の身体を区別してとらえる力が育っているということ。表情の違いを描き分けるのも、身体と感情を結びつけて理解できる段階と言えます。
服や持ち物は、服を着た人物や、自分の好きなアイテムを持つ絵を描いた場合、体と「自分らしさ」を結びつけていると考えられます。
観察のポイントとしては、省略されやすい部位(耳・首・胴体など)は、まだ意識が向きにくい部分。強調される部位(大きな手、大きな口など)は、 生活や感情の中で特に重要と感じている可能性が高いです。
繰り返し描く特徴は、ボディイメージの中で「確認したい部分」かもしれません。
どうでしょう。お子さんの絵を見ていて、「この特徴は…」と、ピンと来た方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
子どもの描く絵は、単なる落書きではなく「自分の体ってこうなんだ!」という気づきの記録でもあるんですね。
頭足人から始まり、胴体・手足・関節・動作へと発展していく流れの中で、少しずつ全身を統合したボディイメージが育っていきます。
この秋は、お子さんの何気なく描いた絵を見ながら、ボデイイメージの育ちを感じてみてはいかが?
そもそもボディイメージとはなんぞや?というところですが、これは「体の輪郭」と言えば分かりやすいでしょうか。自分の腕や足がどこにあって、どのくらい手を伸ばせばコップを掴めるかなど。
簡単に言えば、自分の体を自分の意思で自由自在に動かすことができる感覚。力加減のコントロールもこのボデイイメージと深く関わっていると言われていますよね。
このボデイイメージの育ちを、その子の描いた絵から読み取る、ということなのですが、特に「人物」に着目してみると、見えてくることがあります。一つひとつその特徴を見ていきましょう。
まずは人物のパーツの表れ方。3〜4歳頃は頭足人(頭から直接足が出ているような絵)が多いのですが、これは「自分には頭と足がある」という感覚を表していると言えます。みんな“星のカービィ”みたいに見えるアレですね。
次の4〜5歳頃では、胴体が現れ、手や指が描かれ始めます。これは身体の中心や四肢への気づき。「自分には身体(胴体)がある」という感覚を表していて、体幹がしっかりしてきた証拠とも言えますね。
さらに概ね5歳以降は、関節の表現(肘や膝)、首、腰などが描かれるので、「身体はつながりで動いている」という理解を意味していると言えます。
身体のバランスについては、手足の長さが極端に大きい・小さいということは、その部位への関心や使用頻度が反映されている可能性が高いです。
さらに体全体の比率が整ってくると、これは体の全体像がイメージとしてまとまってきたサイン。
動きの表現については、ただ立っているだけの人物から、走る・手を広げる・物を持つなど「動作」を描くようになると、「体を使ってできること」を意識できるようになった証拠。自分の体を思い通りに動かせているので、それが絵にも表れるんですね。
顔や表情は、目・口・髪型が描かれるようになると、他者と自分の身体を区別してとらえる力が育っているということ。表情の違いを描き分けるのも、身体と感情を結びつけて理解できる段階と言えます。
服や持ち物は、服を着た人物や、自分の好きなアイテムを持つ絵を描いた場合、体と「自分らしさ」を結びつけていると考えられます。
観察のポイントとしては、省略されやすい部位(耳・首・胴体など)は、まだ意識が向きにくい部分。強調される部位(大きな手、大きな口など)は、 生活や感情の中で特に重要と感じている可能性が高いです。
繰り返し描く特徴は、ボディイメージの中で「確認したい部分」かもしれません。
どうでしょう。お子さんの絵を見ていて、「この特徴は…」と、ピンと来た方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
子どもの描く絵は、単なる落書きではなく「自分の体ってこうなんだ!」という気づきの記録でもあるんですね。
頭足人から始まり、胴体・手足・関節・動作へと発展していく流れの中で、少しずつ全身を統合したボディイメージが育っていきます。
この秋は、お子さんの何気なく描いた絵を見ながら、ボデイイメージの育ちを感じてみてはいかが?