児童発達支援事業所

ユリシス・キッズTakabataのブログ一覧

  • 空きあり
  • 送迎あり
  • 土日祝営業
お子さまに合った施設か、気軽に相談してみましょう
空き情報の確認や見学予約も受付中♪
電話で聞く場合はこちら:050-3171-3544
※営業・調査を目的としたお問い合わせはご遠慮ください

自閉スペクトラム症の子どもの“興味関心”って、どう広げる?

こんにちは!保育士のたくまです。人は誰しもその人なりの「好き」がありますが、自閉スペクトラム症のお子さまのそれは、とりわけ強かったりしますよね。




特定のモノ・コトに非常に興味関心が高く、お子さまによってはそれが強みだったりします。




ただ、興味関心の幅が狭すぎて他に目が向かないと、親としては「このままで大丈夫かしら⋯」と、つい不安になりますよね。




「うちの子、◯◯のことなら何でも覚えてるのに、他のことには全然興味がなくて⋯」支援の現場でも、そんなお話をよく耳にします。




でも実は、それって、「のびしろしか無いわ〜♪」ってこと、お気づきですか?




自閉スペクトラム症の子は、興味のあることに強い集中力を発揮することが多い。これはつまり「好き」=「安心できる世界」と言い換えることもできるんですよね。




たとえばディズニーが大好きなら、その安心できる世界を起点にして、少しずつ他の世界とつなげていくイメージ。



たとえばこんな風に。順を追って見ていきましょう。




ステップ①
好きなキャラ(ミッキー)から“教科学習”へつなげる。

英語:「ディズニーランドでミッキーと英語で挨拶してみよう」
算数:「ミッキーとドナルドが合わせてリンゴを何個持ってるかな?」
社会:「世界には、どこにディズニーランドがあるの?」
歴史:「ミッキーが生まれたのは何年?日本は何時代だった?」

なかなか勉強に興味が向かない子には、好きを使って教科学習を楽しい遊びに変えると、自然に知識の幅が広がりますよ。




ステップ②
興味の「橋」をかける。

好きな世界の中に、新しい要素を1つずつ足していく方法です。

たとえば、
ディズニー → 映画 → 映画館 → 他のアニメ(ジブリやドラえもん)
ディズニー → キャラクター → 動物 → 実際の動物園へ行ってみる

「ディズニーだけ」だった興味が、「映画」「音」「動物」「おでかけ」へと、橋をかけるように少しずつ広がっていきます。動物園で「あれがクマのプーさんのモデルになったクマだよ」なんて会話も期待できますよ。




ステップ③
“作る側”に回ってみよう!

「観る」だけでなく、「作る」体験を増やすのもおすすめ。

お気に入りのキャラを折り紙や粘土で作る
ディズニーキャラのクッキーを作る
段ボールでミッキーの家を作る

手先を使ったり、体を動かしたりすることで、感覚統合や想像力の発達にもつながりますよ。




「興味の幅を広げる」というと、「ディズニー以外に目を向けさせなきゃ」と思うかもしれません。でも実はその逆で。“ディズニーの中から世界を広げていく”ことが、一番自然で、子どもに優しいやり方なんですね。




実は、例で挙げたことは全てディズニー大好き娘(小4自閉スペクトラム症・不登校・こだわり強めな超絶マイペース)で実践済み。娘の中では「英語でミッキーと挨拶」がヒットしたようで、例文を作ってトイレに貼り、それを毎日音読するようになりました(添付画像参照)。





好きの芽を摘むのではなく、「好き」という根っこから新しい枝葉を伸ばしていく。そんな関わり方を、ぜひおうちでも楽しんでみてください!
電話で聞く場合はこちら:050-3171-3544
※営業・調査を目的としたお問い合わせはご遠慮ください
24時間以内に
23人が見ています!
電話で聞く場合はこちら 050-3171-3544

掲載情報について

施設の情報
施設の情報は、株式会社LITALICOの独自収集情報、都道府県の公開情報、施設からの情報提供に基づくものです。株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設の利用を推奨するものではありません。ご利用の際は必要に応じて各施設にお問い合わせください。施設の情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。


利用者の声
利用者の声は、施設と関わりをもった第三者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。 「やらせ」は発見次第厳重に対処します。


施設カテゴリ
施設のカテゴリについては、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス、その他発達支援施設の3つのカテゴリを取り扱っており、児童発達支援事業所については、地域の児童発達支援センターと児童発達支援事業の両方を掲載しております。