今月は運動会を行った学校や園が多くみられました。

「行事の練習に取り組ませたいからアンフィニへの利用を控えてほしい」
園では一斉指示が通りにくい、動きが悪いと指摘されてしまうお子さんで、園より保護者の方に伝えられた言葉でした。
ちなみにアンフィニでは指示が通りにくいなどなく、むしろ問題なく時間を過ごせているお子さんであると捉えています。

私たちは利用者様主体の個別支援計画を作成のもと支援に励んでいます。
つまりは利用する子どもたちの思いを尊重し支援をするということが求められています。しかし子どもの言いなりではなくそれぞれの場所で求められることを想像しながら社会に順応していくことを目標としています。

私は、行事とは毎日積み重ねしたことの披露の場、確認の場だと考えます。
普段のことを子どもたち自身が確認する場所であると考えるから特別なことはそこまで必要ないと思うのです。高校で勤務していたときはまさにその考えであったので教師が生徒に対して語気を荒らげて集団を動かしていくという発想はそこまでありませんでした。

この仕事を始めて運動会の練習風景を垣間見させて頂くことがあるのですが、子どもの熱量より指導者の熱量が高すぎて子どもたちの意欲は度返しではないかと感じたことがあります。誰のための運動会なのだろう？

物事の本質を捉えているならばアンフィニの利用を控えてくださいなんて言わないと思う。それを言われた保護者や子どもが一番困る。そこまでをイメージしての発言だったのだろうか。実際に困った様子で保護者の方が私に相談されてきた。

大人が張り切るのではなく、子どもたちが張り切るように子どものやる気に火をつけるのが大人の務めだと思う。

どうか、どうか子どもを置いてけぼりにしないでください。
できないことや問題行動探しをして保護者の方に毎日言いつけるのではなく、できるようになったことを毎日報告をして子どもの成長をわかち合ってください。
どの子どもがわかるような指示の出し方、問いかけ方のスキルを大人自身が身につけてください。

大人の力量のなさを子どものせいにしないで。
子どもたちは大人の期待に応えようと毎日精一杯頑張っている。
そのように思います。

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2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
ＪＲ馬橋駅から徒歩１０分
１階に不動産業のアールフィールズさんの緑の看板が目印
建物３階部となります。エレベーターがございません。

アンフィニでは１週間を通しての活動になります。
工作や運動、学習などを活動に取り入れています。

教師による「オーダーメイドの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
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